STUDIO EL @ BLOG
『スタジオ える あっと ブログ』 略して 『鼻眼鏡』!(ええええ?)
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ゴミ 配置 積載 運搬機 地球型

登場人物: 艦長 長官 失敗君



ただいま帰りました

お、デート帰りの長官ではありませんか!
失敗君が向こうで藁人形に五寸釘を打ち込んでたよ?



止めてくださいよ!

なんか変な声が聞こえるなと思っていたら彼だったんですか…
もしかして、例の可愛いあの子とは……?


結局続かなかったみたいだね~

お気の毒です


で?エステルさんとのデートはどうだった?
映画館に新作を入れたんだけど、気に入ってくれた?


はい、楽しめました


………………………………


………………………………



……それだけ?

いや、その…本当に楽しかったですよ?


じゃあ、腕に抱きかかえているそのぬいぐるみはなんだい?

…………だって!
卑怯じゃないですか、あんな可愛いイキモノ!!


厳密にはロボットだけど…


どっちにしろ、可愛すぎます!
ピコピコ音だけであんなに感情を表現するのも、お互いの名前を呼び合うところなんてエステルと2人して『キュン死に』するところでしたよ!


『キュン死に』って…(汗)
長官が知ってる事に驚いたよ

ですから、映画館出たらすぐにでもウォーリーとイブのぬいぐるみを買いたくなるじゃないですか!
ちなみに、合計2セットも買いましたが、そんなのは些細な事です…それとですね――






ただいまぁ~
あ、にっくき長官だ!


お帰り~
……白装束を着るなんて、ずいぶんと本格的だね


例の屋根裏部屋に一式全部揃ってたので、どうせだから着てみました!

本当に、いったい誰があの屋根裏部屋を作ったんだろ?

え?
てっきり艦長が作ったものだと…


俺じゃないよ!
確かに俺がやりそうなことだけど、俺じゃないんだって!



…それはそうと、いったいどうしたんですか長官は?

ああ……なんというか、長官のツボを発見したね

ツボ、ですか

とにかくカワイイ物が好きみたいだよ?
あの年で


カワイイ物ですか…もう良い歳したおっさんなのに


聞こえてますよ、2人とも(怒)












やっとアメリカから帰ってきました!

そしてWALL-Eを観てきました!


めっちゃ可愛いうえに、意外と深いテーマがあるので観に行ってください!

では、お土産話は火曜日からと言う事で(苦笑)

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テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

感謝祭-後日

登場人物: 艦長 長官 失敗君



ああ~~……食ったぁ~

食べましたね~

こんなお腹いっぱいになるまで食べたの久しぶりです

『お腹いっぱい』だなんて、言い方がカワイイね失敗君 v

今はなんと言われようと気になりませ~ん


しかし、意外な発見でしたね

まさかトムとジェリー一流シェフ並みの腕を持っているとは考えもしなかったですよ

艦長も思い切った事をしましたね…あの2人に感謝祭の料理を作らせるなんて

まぁ、下手なものは作れないなぁとは思ってたがな

何で……いや、ちょっと待ってください…

……なんか脅したんですね!



お、流石新人の中で一番の秀才君


本当に脅したんですか(汗)
少し目立ったくらいで……


いいじゃぁ~ん!

最近、『トワイライト艦長は甘くなった』って噂されてるんだから、少し厳しいところを見せ付けないと!!



一理はあるけど、理由が最低ですよ


シャラーップ!



で、なんて脅したんですか?減給とか?

減給程度じゃ、あんな素晴らしい料理は作れないだろ

そうですか?
僕だったら減給の「げ」の字を聞いただけで艦内の料理本を漁りますけど…



お前…(汗)


じゃあ……減給じゃなかったら、一体なんて言ったんですか?


コーヒー3ヶ月禁止法


え、それだけ?


その代わりホットコーラ、クリーム付毎日2杯は飲むこと



出たぁあああ!

恐怖の
ホットコーラ!




な、有名なんですか?


この艦内で、本気で怒ってない艦長が与える罰で一番恐れられているものだ!
しかも、クリーム付だなんて……鬼ですか、あなたは!!



…長官がここまで打ちのめされるのを始めて見ました……
本当にそんなに酷いんですか?



だったら飲んでみる?(超良い笑顔で)



…………………………遠慮します(汗)


















ところで艦長、何でわざわざ地球の一部の地域でしか行われていない感謝祭をやろうかと思ったんですか?


飲み会には持って来いの言い訳になるからね!


……さいですか(汗)

テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

艦長の日記……?

登場人物: トム ジェリー 艦長 長官 失敗君
艦長の日記……?



あ、なんかスポットライトが当たってるぞ

久しぶりだな

だけど、ほとんどの皆様は俺らの事知らないんじゃないか?

かもな、じゃあ自己紹介しよう

どうも、トムです


ジェリーです

大昔に流行った猫とネズミが激しい攻防を繰り広げるようなアニメーションがあったらしいが、それとは無関係です

あったんだ、そんなアニメーション

艦長が教えてくれた

なるほど


…だけどよ、このダフト○ンク的なヘルメットは何なんだ?

それはほら、大人の事情ってやつさ

『大人の事情』?


作者が俺たちの顔を考えてない、という事情


作者って誰?


さぁ?


……………………


……………………



……ってか、これからずっと俺らはこのヘルメットをかぶったまんま話さなきゃならないのか?

暑苦しいよな

しかも蒸すし

じゃあ、顔募集します!

なんか、その言い方怖いな

なんで?

顔を募集するって『○ンパンマン、新しい顔よ~!』って生首が飛んできそうじゃないか

何だそれ?

作者が小さいころ好きだったアニメらしいぞ?


だから、作者って誰?

さぁ?


……………………


……………………


……いい加減にしないと怒られるな

え?誰に??




ごぉらぁああああああ!!

てめぇら、俺(艦長)をおいて何目立ってんだー!!!





げ、見つかった!

ってか、俺ら普通に仕事中だったよな?!




出番を増やす交渉してたけど、それは『俺の出番』を増やすって意味だったんだぞ!


僕たちを忘れないでくださいよ~

自分ひとりで目立とうなんて考えないでください

…ってか、僕たちは何であの二人を追いかけてるんですか?

仕事をサボってた…ということにしておけ

はぁ



ちくしょう!俺の出番を増やすって言っておきながら、トムとジェリーを出すなんて…なんて腹黒な作者なんだ!!




(ザマーみろ by 作者)


テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

アメリカに…
行ってきます!

ってな訳で、アメリカに行ってまいります!

日本帰国予定日は今月の30日です!
では、その時まで!!

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

タートルとスリッパ
お詫びのタートル動画その2!

スリッパから退いてくれないタートルと私との攻防!




どうでも良いけど…
スリッパに顔をこすりつけるのはどうかと思う(汗)

(足くさいぞ~)


テーマ:YouTube - ジャンル:コンピュータ

タートルとトイレのドア
では、約束したタートル動画その1です(笑)




夕方、トイレに行くと高確率でこのようにドアを開いてきます。


ちなみにこの時はトイレを使ってないので悪しからず!(爆)


テーマ:YouTube - ジャンル:コンピュータ

現状況
またまた忙しい時期に入っています。
ちょっとマジで疲れているので更新が出来ずにいます(汗)

お詫びにタートルの動画をアップします!
(なんでやねん)

テーマ:頑張れ自分。 - ジャンル:日記

季節の変わり目だから?
ちょっと気分が優れないので、『バルドの向こう側』をアップせずに寝ます。
何とかアップできましたらこの記事は消します(苦笑)


皆さんも季節の変わり目なので、風邪にはお気をつけて!

テーマ:(´Д`;) - ジャンル:日記

艦長、交渉中

登場人物: 艦長 長官 失敗君
艦長、交渉中



だ~か~ら!

8日間の内、半分とは言わないが3日はこっちに回してもいいはずだ!

………………

そんな、現実になる可能性が低い『その話』より、うちの艦隊に焦点を当てた方が良いって、絶対!








さっきからずっとあの調子なんですけど、艦長はいったい誰と2時間も交渉しているんですか?

ああ~……絶対怒るから言いたくない…


は?!

……あ、もしかして…例の訳の分かんない『あの人』ですか?


そうだ

ったく~…本当に誰なんですか?作sy――


神だ



か…神様?!
ちょっ、いつもは『作者』『作者』って言ってたじゃないですか?何でそれがいきなり『神様』なんですか?!



あれだ、『作者』と書いて『神』と読むんだ


訳が分かりませんよ!

……まぁ、埒が明かないのでそれのツッコミは置いときますけど…何で艦長はその『神様』と交渉してるんですか?



まぁ、平たく言えば……最近、俺たちの出番がないからだな


は?


何らかのイベントがあれば俺達の出番だったのに、最近『もう一つの話』の方に力を入れてるせいで出番がどんどん少なくなっているんだ

なんですか?『もう一つの話』って?
ってか、出番が少なくなってるってどういう意味ですか?


気づいてないのか?

だって、この前だって小惑星が衝突した惑星の救助活動を行ったばかりじゃないですか?宇宙戦艦『えるえるふぁいぶ』の出番はまだまだありますよ!


はぁ~~……


嫌味なほど、盛大なため息を吐きましたね!

まぁ、ブログの事を知らないお前がこの話を理解するとは思ってなかったんだがな…


ですから、なんですか?その『ブログ』って!


まぁ、そう言う事で、作者が出かけている間に俺達の出番を増やせ!と艦長が交渉中って訳だ


無視された!いつもの事だけど!!
ってか、『神様』が出かけてるってどういう意味ですか?!

もう、訳わかんなぁ~い!!





失敗君、女子高生っぽい喋り方になってるよ(汗)









ってな訳で、私が留守の来週中に『艦長(絵)日記。』が更新されます(汗)
何日分かは只今艦長と交渉中です。


少なくとも3日!!


だぁ~~!!!


テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

冴えない男が日本のCMに!
皆の者、大変久しいな!
私が、『冴えない男を応援し隊』総隊長だ!

詳しくはこちらを見てくれ↓

(隊員は常に募集中だ♪)



とにかく、報告がある!

なんと……


冴えない男が日本のCMに!


遅いとか言うな!(涙)

…見たくても見れなかったんだい(ボソ)


最近、このブログの検索ワードに多々出てきた『ポールポッツ 龍角散 CM』だが、私自身がそのコマーシャルを見ていなかったので記事にしてなかったって訳だ。

すまん!

そこでだ、やっと見れたのだしその動画を掲載しようではないか!


もちろんソースはYoutubeだ!




言っちゃ悪いかもしれないが…なんだか笑えた(爆)



とにかく、我らが冴えない男の新しい情報が入ったらまた逢おう!


とうっ!!

(↑飛んだ?!)

テーマ:CM - ジャンル:テレビ・ラジオ

出たくない…
出たくない…

最近、ベッドから出るのが億劫だなぁ~…と思ってたのですが

寒いから当たり前です!

(↑その事をすっかり忘れていた人)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

そう言えば…
そう言えば報告するのを忘れてましたが…

今月の22日から29日まで STUDIO EL @ BLOGお休みになります!


理由:感謝祭にかこつけてアメリカに行くから。


私の留守中に予約投稿で何かをアップしたいとは思っています。
(でっきるっかな♪)

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

相関図ジェネレーター
ミニ親衛隊

『バルドの向こう側』(私の自作連載小説)でメインの5人が集まったので(『王女親衛隊』です)ちょっと相関図ジェネレーターで彼らの仲を見てみようと思いました。





↓ポチッと押したらでかくなるよん

相関図ジェネレーター



あんまりだ!!



テーマ:相関図ジェネレーターはやった? - ジャンル:日記

誘惑川柳
誘惑川柳

私の…仇、を……と、とって…れ…… ガクッ
(↑どういう状況だ?)


もう少し我慢しようとは思いましたが、夜になるととても寒くなる私の部屋。
結局、ヒーターを点けてしまいました…… orz


いったん点けてしまったモノはもう、春になるまで消せません!
(威張るな!)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第三四話 『簡単な事』
 人ごみの中に彼女はいた。


 忙しく人が行き交う中、彼女だけはその場で立ち止まっていた。しかも、とても悲しそうな表情で。
 そんな表情は似合わないと思った、だから声をかけた。



 その時の彼女の笑顔を、今でも鮮明に覚えている。













「あんた、アレックスになんて言ったの?」
 助手席からラモンを振り返りながらニーシャは聞いた。
 デイビットが何とか今夜泊まれるホテルを見つけた後、ニーシャはエイレを寝かしつけてからラモンの必需品を取りに行こうと提案した。だから今、車にはニーシャとラモン、そして運転席にデイビットと3人でラモンの家に向かっている。
 その途中で、今の質問が出たという訳である。
「何って?」
 とぼけないでよ、とニーシャは怒ったが、別にラモンはとぼけているのではなく純粋に何の話か分からないのだ。
「あんた達2人で何か話してたじゃない、私がデイビットに電話してた時。あの後からずっと、アレックスは不機嫌なの……もしかして気付かなかった?」
 ラモンはその情報に普通に驚いてた。
「アレックスがあれから一回も笑顔を見せてないのはおかしいのよ。
 デイビットも知らないと思うけど、あの子はね隊長の周りでは笑顔を大放出してるのよ。私と2人っきりの時はずっとブスッとした顔なのに!」
 はぁ、としか言えないラモン。
「それだから、あんたと話した後あの子が隊長相手に一階も笑いかけてないのがおかしいのよ。
 ここから考えると、彼は隊長が帰ってきても素直に喜べないのだという事なんだけど…あんた、アレックスになんて言ったの?」
 もう一度聞くニーシャに、ラモンは頭をかいた。
「一応…他の連中には言うなって釘を刺されているんだが」
「私の方が立場が上なんだから言いなさい」
 さぁ!とラモンを急かせる様に、吹き出しそうになるのを抑えるデイビット。昔からそうだったが、自分の恩師は時々ものすごく子供っぽくなるのだ。
「まぁ、俺も秘密にする必要性がわかんねーからいいけどよ?話したのは、隊長と再会した時の様子とかだから…」
 そうしてラモンはアレックスに話した同じ内容、エイレと再会した時の彼女の様子、そしてその後の出来事を語りだした……












 最初の頃は、そういう意識はまったくなかった。

 ……いや、実は無意識に感じていたのかも知れない。

 周りがからかっても気にしなかったのに、彼女に冗談交じりでその事を言われた時、複雑な気分になった。なんでそんな気分になるのかが分からなかったが。

 でも今なら分かる。


 あの頃から、彼女をそういう風に意識していたのだ。












 ニーシャに寝かしつけられてから、エイレは何度も寝ようとした。しかし、結果としては天井とずっと睨めっこしている。
 身体共に疲れきっているのに、なかなか寝付けない。その理由をしかし、エイレは何となく分かっていた。
 隣の部屋にはアレックスがいるのだ。
 デイビットが確保できたホテルは、2つの部屋が繋がっているものだった。その片方にエイレを寝かしつけ、ニーシャおよび他の皆はもう片方の部屋でもう少し話しあった。そして、ラモンの必需品を取りに行こうという話になり、アレックスを残して他の3人が出て行った。
 エイレがなぜそんな事が分かるのかと言うと、部屋を繋ぐ扉が少し開いているのでそこから会話が聞こえるのだ。決して扉の建てつけが悪い訳ではなく、もしエイレに何かが起こったらすぐに分かる為にニーシャがわざと開けといたのである。
 そのため、たとえヒソヒソ話でも彼らの声は筒抜けだったのだが、エイレが寝付けなかったのはそのせいではない。

 エイレは寝るのが怖い。

 最近、エイレは悪夢を見ない日は無い。その内容は似たり寄ったりで、大概はマティアスがエイレに失望して彼女を殺すところで目が覚める。なんでその夢なのかは、今ホテルの天井を睨みつけながらエイレは悟った。
 今の自分の、隊長としての不甲斐なさに失望されるのを恐れているのだ。
 浅からぬ中のマティアスに失望されるのも堪えるものがあるが、彼以上に失望させたくないのが隣の部屋で静かにしている人物、隊長の右腕であるユリウスことアレクサンダー・フォン・ハーツバーグ。
 ユリウスは隊長を、ほとんど盲目的にと言ってもいいほど、信用しきっていた。リアンダーの言う事に素直に従い、隊の為に体をはる。
 そんな彼が隊長の弱さを知ってしまったらどうなるか、エイレは知りたくなかった。今の自分が、悪夢程度で精神がやられてしまうのを知られたくない。隊長を信用しきっている分、それが裏切られた時の彼の表情を見たくなかった。
 だからエイレは眠れない。ここで寝て、悪夢を見たらアレックスは飛んでくるだろう。そして、不甲斐ない隊長を目撃する事になる。それだけは、絶対にあってはならないのだ。
 突然、扉をコンコンと叩く音がした。












 ラモンの話を聞いて、ニーシャは盛大なため息をついた。
「そりゃ、あの子が不機嫌になるのも無理ないわ…」
 彼を残してきたのは正解だったね、と言う彼女に他の2人は不思議そうに眉をひそめる。
「番犬用に彼を残してきたわけじゃないの?」
 そう聞くデイビットにニーシャは苦笑いをした。
「言いえて妙ね、それ……確かにそれもあるけど、あの2人は昔からとても仲が良かったでしょ?だから、いろいろ話したい事があると思うし、2人っきりにさせたんだけど…今のラモンの話を聞いて改めてそれが正解だったね」
「だから、それはどういう意味なんだよ?」
 下唇を突き出しながらラモンは言った。
「分からない?あの子はね、隊長一筋なのよ?
 その敬愛する隊長が怪我を負ったのに、自分が何も知らないなんて許せるわけがないのよ。隊長もそうだけど、あの子も相当過保護だからね~」
 特に怪我を負わせたのがあのマティアスじゃあね、とニーシャは心の中で付け加えた。












「エイレ…起きてる?」
 遠慮がちに問われる声はアレックスのものだった。その声が、自分以上に不安そうに聞こえ、エイレは、どうぞ、と優しく彼を迎え入れた。
 デローリスを送った後、ずっとアレックスの様子がおかしかったのはエイレも気づいていた。他からしてみたら、彼は不機嫌そうに見えるかも知れないが、それは彼が考え込んでいる時の表情なのだと知っていた。何が気になるか分からなかったが、今の声色から彼は自分にその考えを伝えようとしているのが理解できた。
 少し戸惑ってから、アレックスはもう一つのベッドに腰をかけた。そしてエイレも彼と向き合えるように、上半身を起こした。
 その状態が無言のまましばらく続き、突然アレックスがドイツ語で話しだした。

「君と、話したいんだ」

 エイレは目を見開く他なかった。
「今、話しているじゃない」
「違う」とアレックスは首を振った「俺は、夏の初めに日本で出会った、あの女性と話したいんだ」


 胸が、踊りだした。


 理由は分からないが、エイレは突然息苦しさを感じた。しかし、それを何とかアレックスに気づかせないように努力するものの、言った本人は構わず言葉を続ける。
「何も隠さなくていいんだ…俺は、隠されてほしくない。
 この2週間で起こった事も、この」と彼はエイレの顔に手を寄せる「顔の傷だって」
 左頬に触れそうになった時、思わずビクっと後ずさるエイレ。触れられて痛いからではなく、隠しているはずの傷を事を知って吃驚しているのだ。そして、自分が迂闊だったのを思い知った。ラモンに、その事を言わないように念を押しておくべきだったと。
 しかし…アレックスだったら、たとえ彼から聞かなくても分かってしまう可能性がでかい……

「どうして隠したいのかも、何となく分かる……君と同じ立場にあったら、誰でもそう感じてしまうから……」


 怖かったよな。




 息が、止まる…

 無意識にエイレは首を横に振り始めた。

「自分に何が起こるか分からない…殺されるかも知れない…それを恐れるのは当たり前なんだ」

 違う…

「自分だけじゃない、他の皆の事を思って怖くなるのも当たり前」

 やめて…

「恥じる事なんてない…恥ずかしがる事もない…
 誰も君を責めたりはしな――」


「やめて!」


 悲願するように声をあげるも、アレックスは怯まなかった。
 むしろ、怯んでいるのはエイレの方。
「……怖かったんだろ」
 静かに、優しく、諭すように言う…
 それが、限界だった。
「怖かったわよ!状況が分からないし、皆が無事か分からないし、マティアスと再会するなんて…っ!」
 高が外れたように、怖かったと連呼するエイレ。
「レイプされそうだったのよ!」
 ここではじめてエイレはアレックスの顔を見た。
 もしここで彼が、驚いたり、傷ついた表情を見せていれば、エイレはあふれ出てくる感情の波を抑える事が出来ただろう。それが良い事か悪い事かを別として。しかし、アレックスは表情を変える事はなかった。
 エイレの言う事をすべて受け入れ、しかも許してくれそうな、慈悲深い表情だった。
 だから、エイレが箍が外れたように自分の心の内を溢れさせた。
「あいつ等…何をするか、全部聞こえてた!私が理解できないと思って、全部話してた…
 押さえつけ方、マティアスにばれない方法、そして知りたくなかった具体的な事までも…っ!」
 あふれ出す言葉と涙は、もう止める事は出来なかった。
 しゃくりをあげながらも、話すのを止めないエイレにアレックスはベッドから降り、少し彼女に近づきその手に自らのを重ねると、躊躇なく彼女は握ってくる。
 そして、どちらからともなく2人は近づき、お互いを強く抱きしめた。











 本当に、簡単な事だったんだ…
 すごく簡単すぎて、今の今まで気づかなかっただけ。
 腕の中で泣きじゃくる彼女を抱きしめながら、俺はやっとわかった。


 彼女が好きなんだ。




 どうしようもなく、エイレが好きなんだ。





↓あとがき

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

アリスタウス(転生前)-『バル側』登場人物
アリスタウス(前)

名前: アリスタウス 

家族構成: 奴隷だったので詳細不明

年齢: 25歳

髪色: ダーク・ブラウン

目の色: 茶色

身長: 183㎝

性格: 復讐心の塊。自分を辱めた人たちを落とし入れる事しか考えてないが、自分で独り立ちできる力をくれたマティアスには異常なほどの忠誠心をみせる。


マティアスを崇拝しきっている、彼の優秀な部下。


転生後: 『アリスタウス』(男)

テーマ:登場キャラ紹介 - ジャンル:小説・文学

SAMUI
SAMUI

一日ブログの更新を空けてしまうと、面白いように訪問者数が減るELですこんばんわ。
(笑えない)

まだまだヒーター無しでもいけるな~、って思ってた矢先とても寒くなりましたね?(少なくとも埼玉ではの話ですが(苦笑))
でも、おかげでペット達が一緒に寝るようになってきてくれて嬉しいです♪



今夜は…まだどのペットも来てません(涙)


カム・ヒア・マイ・湯たんぽ!

(ペットを何だと思ってるんだ(汗))

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

オフ会-個室で…編-
オフ会-個室で…編-

実話です。(笑)



とにかく、ドリンクバーがすぐ隣の席(個室っぽい感じ)で遅めのお昼を食べたのですが、そこを出たのは4時~5時!(笑)
いっぱい喋ったなぁ~と1番に感じたのがこの時で(2番がレトロゲーム店)、初めて会う人でもこんなにいっぱい喋れるもんなんだ!と感動しました。

…ただ、時々会話がきわどい方面にいったりしましたけどね(苦笑)
(↑大人4人で集まれば当たり前の話だろ?)



……そこら辺の話、書いても良いですか?

(やめとけ!)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

速報!

オバマ



勝ったどー!!



:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: ワーイ♪



テーマ:アメリカ大統領選挙戦 - ジャンル:政治・経済

もし世界が米選挙に投票出来たら?
もし世界が米選挙に投票出来たら?

私なら断然、オバマ派

それはともかく、ちょっと面白いサイトがあるので紹介したいと思います!
その名も…

If the world could vote?

(訳:もし世界が米選挙に投票出来たら?




アイスランドの若者3人がふと感じた疑問、『もし世界が米選挙に投票出来たらどうなるんだろう?』から作られたサイトなので、投票したからって何か特別な事が起きるわけじゃありません(苦笑)
でも、今現在(H.20/11/4 pm11:20)では212ヶ国から778,000以上の投票がされてます。

日本からは1,500以上の投票があり、91.5%がオバマ派です(やったー!)


ネット利用者だけの投票ですから、全世界の正確な数字ではないのですが、それでもここまで偏りがある物なのかと感じてしまいます。

では、英語のサイトですので、『投票してみたいけど、ちょっとやり方が分からない~』って人の為に↓の【続きを読む】を押せば、図面で投票の仕方が書いてあります♪
(´∀`)ノ ミテネ♪

テーマ:アメリカ大統領選挙戦 - ジャンル:政治・経済

第三三話 『再会して』
 皆と会う前に彼女を送りたいと隊長が言うので、素直に従ったデイビット。車はエイレと再会(デイビットとは初合わせだったが)した時すでに手配してあったし、隊長の命令は絶対だ。
 まぁ、これはどちらかと言うと願いの方だったが。


 デイビットがサンディだった頃、隊長は22歳と今のエイレと同い年だった。その頃は『王女親衛隊隊長』なんて肩書はまだなく、『赤獅子リアンダー』の二つ名で知られ、ネストルが自分の友人として紹介してくれた。
 あの頃のリアンダーは年相応の明るい表情をたくさん見せていた。楽しければ笑い、辛い事があれば不機嫌になり、からかわられれば拗ねた顔をする。そして「隊長」と呼ばれるようになり、彼はそれに伴う威厳と落ち着きを身に付ける。それは成長する事においてきわめて自然な事だし、サンディはそれを変だとは思わなかった。


 今の隊長、エイレからは不思議な事にリアンダーの最後の頃の雰囲気を感じる。しかし、それも当たり前かなとデイビットはハンドルを握りながら思った。
 現代の姿で過ごしてきた年齢に付けくわえ、前世の頃の年齢分の記憶を持っているのだ。つまりデイビットだったら、およそ60年分の記憶を持っている事になる。しかも一気に記憶がよみがえったから、多少性格が年相応に感じられなくても仕方がない。
 デイビットもサンディの記憶が戻った時、変な話ではあるが、やっと『大人』になった気がしたものだ。
 だから今のエイレの雰囲気を特に変とは思っていなかった。
「彼女は誰だったんですか?」と昔と同じように話しかける。「いろいろ話されていたみたいですけど…」
 エイレは助手席で目をつむったまま答えた。
「デローリスと言って、いろいろと面倒を見てくれた人。ラモン、今のジェネの名前、の恋人だったけど、勘違いが重なって仲が破局させてしまったの」
 はぁ、とデイビットは曖昧な相槌を打った。
「…最後に何かを貰ってましたけど、なんです?」
「彼女の連絡先。
 ……彼女もラモンも、何が一番つらいのかって、いまだにお互いの事を憎からず思っている事なんだと思うの。いろんな勘違いが重なって2人の仲がこじれてしまったけど、その内また逢いたいと思う日が来るかもしれない…これが、私が出来る最低の償い」
 私が現れなければ2人はまだ一緒に居られたのにね。
 淡々とした口調で言っているものだから、デイビットは果たしてどう声をかければ良いか分からなかった。まぁ、もとよりこういう話題はあまり得意ではなかったが。
「…この事は、ラモンには秘密ね?」
 そう言ってエイレは笑ったつもりだったのだろうか。デイビットには隊長の表情から何も読めずにいた。








 唯一ジェネより背の低かったサンディが、今一番背が高いのは詐欺だとラモンは口にした。
「再会の第一声がそれかよ」とデイビットは苦笑した。
 他の3人と合流するなり、ニーシャはエイレに飛びついた。バスターミナルで再会した時もいっぱい抱きしめていたのに、それでも足りないと言うばかりに彼女を離さない。ネストルはリアンダーをすごく気に入っていたのは知っていたが、性が変われば表現方法も変わるものみたいだ。
 ちょっと懸念していたエイレとラモンだったが、目が合うなりラモンは恥ずかしそうに頭をかいてから肩をあげて笑った。それを見てエイレは驚いた顔をしたが、すぐに元の微笑んだ表情に戻った。
 良かったとデイビットが胸をなで下ろすも、ふとアレックスの顔を見て眉をひそめた。


 笑ってない。


 隊長の安否を一番心配していたのに、アレックスは何が気がかりなのか、納得できないと表情が物語っていた。
 まぁ、元からあまり笑顔を見せないアレックスではあるが、再会の喜びくらいはあってもいいような気がした。
 そして何より、皆からとの距離が遠かった。まるで、他の人達の再会を観察するがごとく、少し離れた場所に立っているのだ。
 変だなと心の中で首を捻るも、ニーシャに今夜泊まるところを確保してと言われたので、すぐさまそっちの使命に取り掛かった。なので、アレックスの妙なところはすぐに頭から消えてしまった。












「やっぱり、タナトスが来てるのね…」
 ホテルに向かう途中、エイレとラモンが確保した情報をぽつぽつ話し出した。そして敵の人数、そして名前を話すなりニーシャはため息をついた。
「タナトスって『死神』の事だよな?俺も隊長も良くは知らないんだが、どんな奴なんだ?」
 ラモンの質問にニーシャは顔を歪めて、気味の悪いヤツよ、と言った。
「実際に話した事は1度しかなかったけど、その時分かったのは彼は見た目を然る事ながら、その言動が人間離れしていることね…喜怒哀楽っていうか、何か人間として根本的に欠けている感じだった……
 国王と交渉していた時、彼が何かを言うごとに部屋の空気が寒くなっていったわ…もう、あれは交渉と名ばかりの脅しだったわね」
「そんなヤバい相手なの?」と聞くのはデイビット。
 そうね、とニーシャは少し考えた。
「敵には結局何人いるって?」
「20人」とエイレは答えた「でも更に仲間を増やしているみたい」
「で、実際名前が出てるのは『タナトス』『カト』『マティアス』…そしてあんた達(アレックスとラモンを指しながら)が対峙した『アリスタウス』って人。
 その中で言うと1、2を争うヤバさね」
「誰と争ってるんだ?」
「もちろん、『黒豹』マティアスよ。まぁ、ヤバさの方向性が正反対だから順位が付けられないだけなんだけどね」
 ふーんと思いながらも、あまり実感がわかないラモン。その2人に会った事もないので、どんなヤバさなのが想像すらできない。
「一応あの中では『タナトス』がリーダーって事になってるけど、もともと連合がそれぞれから人を出し合って結成されているから、実際には3つくらいに分かれているけどね」


 ニーシャの話によると、敵に20人くらいいても『タナトス派』『カト派』『マティアス派』に分かれているのだという。ダーシャ王女の力が発覚し、それを奪い去ろうと連合の各国々が協力して結成されたグループだが、我こそが先にとグループ内で分かれてしまうのも仕方がない。
 だから純粋な人数では敵の方が王女親衛隊より勝っていても、それぞれの派閥が協力する事はあまり無いので、心配は不要らしい。


「しかし」とニーシャは腕を組んだ。「敵さんの姿が全く変わってないのは予想外ね」
 それは相手も同じ、とエイレが言った。
「私達がここまで姿が変わるなんて思ってもいなかった…だから彼らでは王女は絶対に探し出せないって気づいた」
 どういう事だ?と聞きたそうな表情にエイレはゆっくりと話した。

「見た目が変わっても、私達はお互いの事が分かった。それは私達がお互いの事を認識していたから。
 もし、どちらか1人でも昔の頃の相手を認識していなかったら、今になっても気づかないまま……実際、マティアスの部下に『赤獅子』の事を知っていても、リアンダーの方が相手を知らなかったので長い間彼らは私が誰なのか分かっていなかった…
 今ニーシャの話を聞いてて気がついた。彼等が姿が変わってないのは、そうありたいから、ではなく、必要性でそのままなのだと。3つも派閥があったら、全員が全員の事を認識しているとも限らないから…
 そして王女は敵の方を全く知らないので、見た目を頼りに探し出せないという訳」

 あ、と突然デイビットが声を上げた。
「だったら、このまま王女を探さない方が良いじゃん!
 だって敵は王女を見つけ出せないのなら、それにこした事はないじゃない?」
 良いアイデアだとデイビットは思ったが、隊長はそれを否定する。

「第一に、王女は昔の姿のままじゃないと断言はできない。
 第二に、そしてこっちの方が大切なんだけど、王女にはあの力が宿っている。何も知らないまま、またあの力が解き放たれたら…そして、周りに誰も彼女を救う人がいなかったら…


 それだけは、絶対にあってはならない」




 そう言ったエイレの目は、『赤獅子』のように光っていた。





↓あとがき

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アリスタウス(転生後)-『バル側』登場人物
アリスタウス(後)-全身像

名前: 『アリスタウス』 (本名かどうか不明)

家族構成: 父、母、兄弟が4人

年齢: 25歳

髪色: ダーク・ブラウン

目の色: 茶色

国籍: エジプト人

身長: 183㎝

性格: 好青年っぽい見た目と裏腹に、かなり腹黒いところがありギャップが激しい。良くも悪くも『マティアス』似。


『マティアス』を崇拝しきっている、彼の優秀な部下。


転生前: アリスタウス(男)

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オフ会-場違い編-
オフ会-場違い編-

イベントだがなんだか知らないが、秋葉原にペンギンだなんて

場違いすぎます。(キッパリ)


個人的にはあんな狭いスペースにペンギンを2羽入れておくのはどうかと思ったが、そこら辺はちゃんと世話しているんだろうと信じる事にしました(苦笑)


ちなみに、ペンギンがいたアイス店とは『ドラゴンアイス 秋葉原店』です。
台湾発祥のかき氷アイスで、実はハルヨシさんが探していた物と同じだったのですが、同じ場所にあった前のお店がドラゴンアイスを取り扱っていたようです。(ウィキにそれらしき話を見つけました)

しかし、ペンギンのインパクトの方が大きかったので、結局アイスは買わずじまい(笑)
お腹もすいてきたので、ちょっと遅めのお昼を食べようとファミレスへと向かうのでした。

つづく

(↑なんじゃこりゃ)

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