STUDIO EL @ BLOG
『スタジオ える あっと ブログ』 略して 『鼻眼鏡』!(ええええ?)
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同じ日かっ!
同じ日かっ!

初めて式の日を読んだ時(メールで教えてもらった)、母と友人のどっちを取るか?!と一瞬だけ悩みました(笑)


もちろん、友人を取りました!

『もちろん』は親が可哀そうだろ(汗))

ちなみに母の誕生日プレゼントはもう決まっていて、シルク・ドゥ・ソレイユコルテオを父と一緒に見に行ってもらいます♪
(本当は私も一緒に観るつもりだったけど、別に後日行ってもいいじゃんと気づき、チェスとDPの結婚式に行くことを決意したと言うわけである)


さてさて、結婚祝いは何にしましょう♪

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テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第二九話 『デジャヴ』
 店長に「風邪をひいた」とウソをつき、デローリスはコーヒー店で『アリスタウス』と言う人を待っていた。特徴は?と聞いても、来れば分かると『元彼』は何も教えてくれなかった。だから店に人が入ってくると、まだか、まだかと気が焦ってしまう。


 朝起きた時、何時になっても来ない手紙を待っているロサの他に、エイレも既にキッチンにいた。周りには荷物も何もなかったから、まだ出るのは先かなと推理した。
「今日は遅いね」とエイレは言った。「体の調子でも悪いの?」
 しらじらしい、と思いながらもデローリスは何とか、ちょっと熱っぽくて、と言い訳した。
「どこ行くか、決まってるの?」
 薄めのコーヒーをマグカップに淹れながら一応聞いてみるが、エイレは首を横に振った。
「バスターミナルに着いてから考える…出来るだけ遠くの方が良いよね?」
 そう言った彼女の表情は、いつもに増して疲労が濃かった。


 その会話の後、昼ちょっと過ぎにエイレはシェルターを出て行ったが、そのままバスターミナルに行ったとはデローリスは思わなかった。
 出来るだけ遠くに行きたいのなら、早朝または夜行のバスに乗るのが一番だ。空いているバスを探すために時間の余裕を持つ姿勢を見せているが、そんな筈はないとデローリスは踏んでいる。
 きっと、ラモンの所にいるのだと。そして、チケットはすでに彼が持っているのだと。
 その考えにまたいきついて、デローリスは胃のあたりがムカムカするのを感じた。しれっとウソをつくエイレも腹立たしいが、それ以上にラモンの『今でもデローリスの事を思っているんだ』という感じが許せなかった。新しい人を見つけたのなら、きっぱりとふってくれた方が良いというのに!
「デローリスですね?」
 突然呼ばれて、びっくりする。いつの間にか考え込んでいたらしい。
 名を呼んだ男性は外国人だった。見た目もそうだが、彼のスペイン語は外国人特有の訛りがある。中肉中背で、なかなか男前な顔立ちだ。
 あ、ハイ!とデローリスは慌てて返事をする。彼が『アリスタウス』なのだろう。
「初めまして、アリスタウスです。
 ミサキエイレの事で、話があると聞きましたが」
「はい…その通りです」
 ふむ、とアリスタウスは考え始めたので、デローリスは座るように勧めた。彼はお礼を言い、デローリスの反対側に座り、彼女は冷たくなったコーヒーを飲みほした。
「では、ミサキエイレは今どこに?」
「多分…私の彼氏と一緒よ」
 アリスタウスが眉をひそめるので、デローリスは付け加えた。
「私の彼氏…ラモンと浮気してるのよ、あのミサキエイレが」








 まさか『赤獅子』が浮気をする、しかも男と浮気をするとは思えなかったが、アリスタウスは黙っていた。こんな展開になるとは予想だにしていなかったが、ラモンとは『ディエンテ・デ・ティブロン』の1人だし、面白くなりそうだ。
 デローリスにはラモンを誘い出すように提案した。少し訝しんだが、俺達はミサキエイレにしか興味がないからラモンが出ている間に家を訪れて、彼女を連れていくといったら何とか納得してくれた。
 こういう時、カトの「お前は人の良さそうな顔をしていて得だな」と言った事が実感できる。
 待ち合わせ場所は近くに廃墟のビルとかが並んでいる広場にした。もちろん、『廃墟のビルとかが並んでいる』ところはデローリスに伏せて、だが。それともう一つ伏せた事は、『レランパゴ』の連中を何人か呼んだという事。
 デローリスにラモンの家を聞き出し、『赤獅子』の脱出劇を思い出し自分以外の3人をそっちに向かわせた。自分もそっちに行っても良かったのだが、これから起こるであろうデローリスとラモンの泥沼に興味があった。
 『レランパゴ』の連中と打ち合わせをし、デローリスとラモンが待ち合わせた後、廃墟まで連れてくるように指示した。自分の存在が知られる事なくこれから起こる愛憎劇を特等席で眺めるためだが、廃墟の薄暗さに何か既視感をふるい起させた。
 それが何なのかは、2人を連れた『レランパゴ』の連中が廃墟に入ってきた時、思い出せた。



 デローリスに呼び出されたラモンは、とにかく困惑していた。
 ひと気の少ない広場に呼び出されたのもおかしかったが、着いてそうそう「どこ行くつもりなの?」と凄い形相で聞かれるのは予想だにしていなかった。
「どこって、どういう?」
「誤魔化さないでよ!」といきなりキレられた。「あの女、ミサキエイレとどこに行くのかって聞いてるのよ!」
 一瞬、何を言われているのかが分からなかった。ミサキエイレ、隊長と何だって?
「まて、俺はあの人と一緒にどこへも行かないぞ?」
「あの人!」デローリスは鼻で笑った。「ずいぶんと肩を持つわね、あの女に!そんなに好きなんだったら、私をキッパリふればいいでしょ!」
 何だって?
「おい、ちょっとそれはどういう――」
「お楽しみ中、申し訳ないが」といきなり腕を捻りあげられた。「ちょっと一緒についてきてもらおうか?」


 聞いたことある声。

 もう二度と聞きたくない声。

 なぜ、『レランパゴ』の奴らがこんなところに?


 まさかと思い、デローリスの方を見たが彼女もこの状態には驚いているようだった。少なくとも、『レランパゴ』の連中は彼女の仕業ではないと胸をなで下ろす。
「さぁ来るんだ」と廃墟のビルに連れられた。
 何故かデローリスはずっと「こんな話し聞いてないわよ」と叫んでいたが、そんなの自分だって聞いていない。
 それ以上に、『レランパゴ』連中の嘲りがラモンの思考能力を失わせていた。曰く、ラモンが最後の1人だと…




 もうここで良いだろう、と誰かが言った。
 ラモンは強制的に膝をつけられ、目の前に『レランパゴ』の1人がしゃがみ込んだ。名前は知らないが見知った顔の男で、ムカつく声で、よう、と挨拶した。
「どうだ、気分は?」
 素直に最悪だと言うと相手が笑った。
「だろうなぁ、だが俺達は最高だぜ。憎き『ディエンテ・デ・ティブロン』もお前が最後の1人だからな!」
 自分が、最後の、1人…
「まさか…そんなっ…!」
「お前の前は確か、オレッハって奴だったけか?オレッハだけに、そのオレッハ(耳)を持ち帰ろうかと思ったよな!」
 そう言って『レランパゴ』の連中全員笑った。

 そんな、昨日会ったばかりだと言うのに!

「それもこれも、全部あの人のおかげさ」と、目の前の男は後ろの方を頭で指した。「なぁ、アリスタウスさん?」
 アリスタウス?…何故か聞き覚えがある名前だった。
 何かモヤモヤしたものを感じていたが、その人物が出てきた瞬間思い出した。
「お前…!」
「ちょっとどういう事よ!」
 呟くラモンの声をかき消して、デローリスが叫んだ。
「あんた達の狙いはミサキエイレだけでしょ?!何で『レランパゴ』の連中がいるのよ!約束が違うじゃない!」
 ラモンは唖然としてデローリスを見た。

 イマ、ナンテイッタンダ?

「約束も何も、ラモンに手を出すなとは一言も言ってないだろ?」とアリスタウスは嘲笑した。「それに、結局ミサキエイレは見つからなかったみたいだしな?」
「そんな!」とデローリスは真っ青になった。「ラモン言って!ミサキエイレがどこにいるか教えて!」



 ラモンの中で、やっと何が起こっているのかが、理解できた。



「残念だったなぁ?」とアリスタウスが昔の言葉で言った。「王女親衛隊の連中には手を出すなとは言われているが、お前の事はマティアス様も、タナトスもカトも知らないからな。このまま死んでも、俺は誰からもお咎めを受けないって訳さ」
 キッと、ラモンはアリスタウスを睨んだ。昔と同じように…いや、昔よりも怒りを込めて。
「お前だったのかよ…最近『レランパゴ』が雇った助っ人ってのは!」
「びっくりしたか?俺はまた『白ネズミ』と出会えるとは思ってなかったからな、びっくりしてるぜ?
 しかし、お前も難儀だな?彼女にはお前が『赤獅子』と浮気していると思われているらしいぜ?」
 アリスタウスの言葉に、ラモンは思わずデローリスの方を見た。
 彼女も『レランパゴ』の連中も、いきなり2人が知らない言葉で話し始めた事に驚いているようだった。
 不意に、ラモンは泣き出しそうな表情になった。何か、いろいろと遣る瀬無くなったのだ。
「あの人は…」絞り出すように言うラモン「あの人は、俺には覚悟がないって、一緒に行くのを拒否されたのに…!」
「こりゃあ良い!『赤獅子』にふられたうえ、彼女にもふられたか!」
 ひとしきり笑うアリスタウス。しかし、それが止むとスッと表情が変わった。昔、ラモンがジェネだった時のアリスタウスに戻っていた。
 そして、スペイン語で言った。
「そいつは何も知らない…お前らの好きにしな」


 そこからの出来事は、妙に遅く、霧がかかったように感じた。

 デローリスの悲痛の声。

 にやけ顔でナイフを取り出す『レランパゴ』の連中。

 そして、冷たい眼のアリスタウス。

 ラモンは、自分がジェネに戻った気がしていた。周りが薄暗いせいもあるが、何よりアリスタウスの目がそう感じさせた。

 あの時、ジェネは本当の『死の恐怖』を味わった。
 ここで殺される。もう助からないんだと、諦めてた。

 今も、それとまったく同じ状況…まさにデジャヴ。



 なのに、何かが足りない…



 『レランパゴ』の一人がラモンを刺そうとする。痛いだろうな、とラモンが思っていたら、突然、体が後ろに引っ張られた。
 何だ?と思って見上げたら知らない男がラモンの腕を捩じ上げていた男をのしたところだった。
 そして、倒れているラモンをとび越え、一番近くにいたナイフを持った男に蹴りを入れ、『レランパゴ』とラモンの間に着地した。


 デジャヴ


 身長も、髪の毛の色も違うのに、ラモンにはこの男が誰なのか分かっていた。




「ユリウスっ……!」





↓あとがき

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

マティアス(転生後)-『バル側』登場人物
マティアス(後)-全身像

名前: 『マティアス』 (本名かどうか不明)

家族構成: ??

年齢: 34歳

髪色: 漆黒

目の色: 黒色

国籍: ??(中東系っぽい)

身長: 187㎝

性格: 常に笑みを絶やさない、人をからかうのが好きで悪戯も好き。いっけん憎めない感じではあるが、油断していると簡単に命を取られる。人と話すとき顔を近づける癖があり、自他共に認める妙な色気がありしばしば相手を魅了する。

能力: 体力、腕力、銃や剣の腕など全てがトップクラスで、その上身体が異常に丈夫なものだから陰で仲間から『人間戦車(ヒューマン・タンク)』と呼ばれている。言語能力も高いものの、エイレには適わない。


『タナトス』、『カト』に続く敵方のトップ。エイレ/リアンダーの昔からのライバル。


転生前: マティアス(男)

テーマ:登場キャラ紹介 - ジャンル:小説・文学

ショコラ?
ショコラ?

ありえないくらい、本物のチョコレートとそっくりでした!

ちょっと欲しいなぁ~とは思ったのですが、値段が(私的には)ちょっと高めで気軽に買えませんでした…
だって、普通に4000円~の値段ですよ?!高いのは1万円超えるし!!

でも、やっぱり気になるのでちょっと調べてみたら『Q-pot.』っていう会社の商品のようで、チョコレート(ショコラ)以外にもいろんな種類のアクセサリーがあります♪(シュークリームアイス等)

贈り物として可愛いかなぁ~と思いますが、どうでしょう?

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

心の叫び
未だに『ワンピース アンリミテッドクルーズ』をやってねー!!!

2週間経ってるのに…
こんなのゲーマーとして失格だぁ!!






P.S.
ELは少々壊れてます。見苦しいモノをお見せして申し訳ありません。
……疲れてるんです、見逃してください(汗)

テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

人情ミュージカル
人情ミュージカル

最近、だんだんと演劇関連のエントリーが増えてきてますね(苦笑)


とにかく、イッツフォーリーズ公演

『花山信吉工務店』

を観に行きました!


あらすじは、
頑固で無骨な職人気質の兄と、苦しい工務店経営に直面して現実を見据えざるを得ない妹。その二人を取り巻く、どこか懐かしい登場人物たち。
1970年代を舞台に、人と人とのふれあい、心の絆を描くホームコメディ・ミュージカル。

との事。

まぁ、感じとしては一昔前の家族ドラマで、今テレビでこんなドラマを放送しても受けは良くないだろうが、これが舞台となると断然良くなる!
全体はとてもホノボノとしてて、最後はほんわかとした気持で帰れます♪

難点としては前半部分が少しだるく感じてしまいますが(キャラの生い立ちや事情説明が多い)それが後半で活かされているので、少し辛抱してほしいところ。
とにかく、28日まで紀伊國屋サザンシアターでやってますので、席はまだ残っているのでぜひぜひ観に行ってください!



今回は異様に観に行くことを勧めてるな、と思った方。
それはね、花山信吉役の井上一馬さん熱く手を握られながら頼まれたからです!(笑)

一馬さんと握手

一馬さんの手は大きくて暖かかったです


テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

衣類破損事件
衣類破損事件

別に買った時に比べて体重が増えたわけじゃないんです(涙)


ベルトは金属部分のつなぎ目が切れたので、純粋に使いこんだものだと思いますが…

ジーンズのお尻が裂けるのは初めて!

調べてみたら私の買ったジーンズは、純粋に素材が弱かったらしく、同じような経験をした方がいっぱいいました。やっぱ、安い物にはそれなりの代償がつくのですね!(泣)


ジーンズは繕えましたのでまだ履けるのですが、ベルトはもうダメぽ
新しいの…買わなきゃなぁ~……

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

NEW逆転 NOTゲーム?!
ってな訳で、本日…

逆転裁判オーケストラコンサート秋

に行ってまいりましたぁ!!


たかがゲーム音楽のコンサートですが、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団となかなかビッグなところを持ってきているし、指揮者は栗田博文という人でなかなかダイナミックな指揮を見せてくれました♪

しかし、今回何がすごいかと言うと、緊急報告!

『NEW逆転 NOTゲーム』

逆転裁判、舞台に進出!

逆転裁判×宝塚歌劇!!


ありえねーーーー!!!



この発表があった時、私は始終『アリエナイアリエナイ』と呟いていました(苦笑)

しかも舞台はニューヨーク、アメリカ版で主人公も成歩堂龍一ではなくフェニックス・ライト……
個人的に宝塚はちょっと 謙遜 敬遠しちゃうところがあるのですが、とりあえずどんなのか見ておきたいです!
……でも、逆転裁判で主人公のラブロマンスはどうかと思う(汗)





ちなみに↑の話が嘘じゃないという証拠に、ニュースのリンクを張ります。

宝塚歌劇:人気ゲーム初の舞台化「逆転裁判」 宙組の蘭寿とむさんが主演

テーマ:ぐはっ!!!Σ(´Д´)!!!!! - ジャンル:日記

第二八話 『崩れる』
 いつもトルティージャを買っている露店が消えていて、不審に思いラモンは大通りから少し外れた寂れた店に寄った。入り口の看板には『本日休業』とサインが出ていたが、それを気にせず店に入る。
「……泥棒にでも入られたのか?」
 店を少し見まわしてからラモンが言ったのは、ごちゃごちゃしていてもそれなりに整理されていた品物が、完全に散乱しているからだ。
「そんなんじゃない」と奥から一人の男が出てきた。中肉中背で、一つに束ねた髪の毛には白い物が混ざっている。そして彼の首には、ラモンの付けているネックレスとそっくりな物が着けられている。
「そろそろ飛んだ方が良いみたいでな……その顔だと聞いてないな?」
 ラモンは素直に首を横に振った。
「もう2人がやられた…サントスとチコだ」
 倒れていた置物を正していたラモンだが、その2つの名を聞くと手が止まってしまった。またしても、彼のギャング仲間が亡くなってしまったのだ。
 そしてふと、先ほどトルティージャの露店が消えていた事を思い出すラモン。
「ホルヘ…あいつもやられたのか?店が消えていたから……」
「いや、あいつは先に飛んだ。確か…パナマに行くとかなんとか」
 そうか、とラモンは胸を撫で下ろした。

「『レランパゴ』の連中がな、どうも助っ人を雇ったみたいなんだ。どういう素性の者かは分からないが、妙に俺達『ディエンテ・デ・ティブロン』の情報に長けているみたいでさ…
 もう、潮時なのかもしれないなぁ~」

 ラモンはただ黙って聞いていた。
 『ディエンテ・デ・ティブロン』が分散した時、ほとんどのメンバーが街を出なかったのはいつか復帰できると思っていたからだ。しかし、一人また一人と仲間が殺され、残っているのは元のわずか10分の1。もう、復帰なんて出来るはずなど無いのだ。


「まぁ、そういう事で俺も飛ぶ事にしたさ」
 そう言う男に、どこへ?と聞くラモン。
「多少貯えもあるし、海を渡ろうと思ってる…どこへかは決めてないけどな」
 苦笑する男にラモンは何とか笑みを作れた。
 お互い、なんとなく分かっているのだ。これが今生の別れなんだって事を……
 お前は?と今度男がラモンに聞いた。
「……とりあえず、覚悟は決めなきゃなと思ってる」
「そうか…まぁ、頑張れよ」
 ああ、とラモンは頷き、お礼を言ってから店から出ようとし、入口の扉に手をかけてから振り返った。



「じゃあな、オレッハ」












 今度こそは、とデローリスは仕事からの帰り道決心していた。
 今度こそ、『レオナ』の口から真実を引き出すんだ。今夜もう寝ていたら、明日の朝にでも!
 そう思いながらシェルターに戻ると、彼女の部屋の電気がまだついていた事に気がつく。いつもなら消えているはずなのに、今日はまだ起きているみたいだ。
 これは都合が良いと、デローリスは自分の荷物を置いてすぐ『レオナ』の部屋の扉をノックした。
 しばらく無言だったが、少ししたらガチャッと音がしドアが開いた。
「ああ、デローリス…」
 出てきた『レオナ』は久しぶりに会った気がする。頬の包帯は前のままだが、妙に顔色が悪い。その癖に足取りはしっかりしているし、口調も変わらない。何かあったのかと一蹴思ってみるものの、違うでしょ?と自分に言い聞かせる。
 今は相手を気遣う時ではなく、本当の事を教えてもらう時だ。
「ちょっと、話したい事があるの」
「話?」
「ええ…中に、入っても良い?」
 そう聞くと、あっさり中に入れてもらえた。そして気づく、彼女の部屋が異様にきれいになっている事を。
 いや、『レオナ』はもともと持ち物もあまりなかったし、ちゃんと片付けていたのだが、今はなんと言うか入室当初の綺麗さになっていた。
「……ラモンから聞いた、アイツに会ったんだって?」
 いきなり『レオナ』の方から話し始めた。
「え、ええ…会ったわ……あなたに瓜二つの『エイレミサキ』という女性を探してた」
 デローリスの皮肉に『レオナ』は笑った。
「エイレ、で良いよ……お察しの通り、そっちが本名だから」
「じゃあエイレ、単刀直入に聞くわ。
 本当はどういう関係なの?あの、『元彼』と呼んでいた男の事も、ラモンとの事も?」
 エイレは、動揺はしなかった。少し意外だったのか、デローリスの顔を少し眺めていた。それをちょっと居心地悪く感じてきた頃、ふいっとエイレは視線を放して語り始めた。
「関係も何も、前話したのと同じよ?
 ―最後まで言わせて。私は『元彼』に付きまとわれているし、ラモントは昔の付き合いだった。何かを勘繰っているみたいだけど、これらの事実は変わることがない……
 だから、私は明日にでもここを出ようと思う」
 このシェルターを出る?
「あなたにも迷惑をこれ以上かけたくないからね」
「め、迷惑だなんて……」
 おかしい。この雰囲気はおかしかった。
 本当ならデローリスの方から問い詰めるはずなのだ、ラモンとは本当はどれほどの仲なのか、追われている真相は何なのか。
 だけど、こんなしおらしく話してくれる事は予想していなかった。
「もう、これ以上あなたの人生に関わる事はないわ…ラモンのともね」
 どきっとした。自分の不安をドンピシャに言い当てられた。
 まるで、デローリスが2人の仲を疑っているのを分かっているようだった。疑いを持ってから初めて顔を合わせるのに…

「だから、ありがとうデローリス。
 あなたの為に、もう二度と会わない事を願うわ」







 自分の部屋に戻ってからデローリスはベッドに座りこみ、しばらく動けなかった。
 結局、何も説明されてなかったが、エイレはここを出るという。もうデローリスとも、ラモンともかかわりを持たないと言うのだから、これで良いのではと考えた。

 もちろん、彼女の言葉をそのまま信用したらの話だが…

 そのままドサッとベッドに倒れ、少し経ってから携帯の音が聞こえた。
 ラモンだ。
『ごめんな、こんな時間に…寝てたか?』
「ううん…まだ起きてたから大丈夫」
 そうか、とラモンは呟いた。それから無言が続き、意を決したようにラモンが言う。
『もう、俺はこの街にはいられない』
「え?」
『また2人、やられたんだ…他の皆も既に飛んだかこれから飛ぶみたいだ。しかも連中、強力な助っ人を見つけたみたいでさ。正直、たとえ飛んでも逃げ切れるか…
 だから……俺の事は忘れてくれ』


 ああ、そう。そう言う事なのね……


 そんな事言ったのかも知れない、ラモンが怪訝そうにデローリスの名を呼んでいた。
 それに大丈夫よ、と慈悲深く言ってからデローリスは携帯を切った。そして、床に放り投げた鞄から財布を取り出し、結局捨てきれずにいたカードを抜き取った。

 躊躇いは一瞬だけ。
 携帯に番号を入力し、5度目のコール音で相手が出た。低いバリトンの声が誰だ?と聞く。


「レストランのウエイトレス、と言えば分るかしら?

 ……少し、話したい事がありまして」





↓あとがき

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

ダーシャ-『バル側』登場人物
ダーシャ-全身像

名前: ダーシャ

家族構成: 父、母、弟

年齢: 26歳

髪色: プラチナブロンド

目の色: 碧色

身長: 175㎝

性格: 根は優しく芯の強い女性だが、弟に親の愛情を全て持っていかれた結果、感情が乏しくなり笑顔も見せなくなった。

特技: なんにでも形付けられる力(超能力?)を持つ。誰も良くは分かっていない。


親衛隊が守り、そして笑顔を与える事を目的としている王女または姫様。


転生後: ???(?)

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“ともだち”に会いに行きました
“ともだち”に会いに行きました

解説ねこと一緒に『20世紀少年』を観てきました!
(ブームに乗り遅れているとか言わないでください(泣))

賛否両論ありますが、私達はとても楽しめました!
すでに原作を読んでいる解説ねこは、映画では(時間の関係で)見せきれなかったドラマを少し惜しんだものの、原作よりも分かりやすかったと言ってました。
そして原作を全く読んでいない私でしたが、キャラクターの多さにちょっとついてゆくのが大変でしたが、話についてゆくのには何の問題もなかったし、「ケンジ」役の唐沢寿明さんがとても良くてびっくり!(←失礼)

キャストはとにかく似ている人を探したみたいで、解説ねこは「皆凄い似てる!」と絶賛。
ストーリーは最初はちょっと戸惑うものの、すぐにのめり込んでしまい、最後の方になると席から身を乗り出して観ていました!原作を知らないと、こんなにストーリーが進んで良いの?!と明後日な心配をしてしまうくらいです(笑)

CGがいまいち、とレビューがどっかにあったのを覚えてますが、そんな事ぁないです!
○○や○○の爆破シーンなど(←一応見てない人のための伏字(苦笑))のCGは、意外とよく出来てました!(でも、見る人によってはCGだと分かりますがね(苦笑))
つっこむとしたら、一番最後の○○爆破をする時の被害の大きさは異常でしたが(笑)


あえて悪いところをいえば、子役たちがちょっと……でした。
大人の人たちが良いだけにとても残念です。


しかし、悪いレビューを読んで、ちょっと観る気が失せていた解説ねこだったけど、「観てよかった!」と素直に喜べてました♪

お金の無駄遣いをしたくないから、ついついレビューに頼ってしまうところはありますが、やっぱり思いきって観に行くことも大事ですよね!
特に女性だとレディーズディがあって、安く観れるのもいいですしね(笑)


とにかく、第2章は2009年1月31日!

もう、今から♪ドキドキワクワク♪です!!

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メタル系?
メタル系?

5つくらいの「塩チョコ」を、アルミホイルに包んでくれたのですが、
その形がメタルスライムっぽかったです!


Wiiの『ワンピース アンリミテッドクルーズ』が出来ないかわりに、ニンテンドーDSの『ドラゴンクエストV』を楽しんでます(笑)

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ピンポ~ン -いけないギズモ編-
ピンポ~ン -いけないギズモ編-
昨日に引き続いて、「ピンポ~ン」シリーズです(笑)


ギズモには脱走癖があります(汗)

カラは少し油断したらテーブルの上にある食品を食べてしまうのですが、ギズモは少し油断したら上の通りです。

しかも、プードルは軽いからジョンプ力はあるし、足も速い!
そんなギズモが脱走すると、もう大変な事になるんです……私や母の足じゃ絶対捕まえられません(汗)


そんな中、一度も車に当たったことがないのは、不幸中の幸いです!

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ピンポ~ン -カラ編-
ピンポ~ン -カラ編-

悪い子カラちゃんは、
これで10歳だから驚きますよね!


食事中に宅配便が来ちゃったら、ほんの数秒しか席から離れてないのに、ふと後ろを振り返ったらテーブルの上に置いてある食べ物をがっつくカラが!
何度も注意してるのにまったく聞く耳持たない悪魔っ子カラ

おかげで、誰も人がいない時はテーブルの上に食べ物を置けません(汗)


しかし、この『椅子を使ってテーブルの上の食べ物を取る』というのは、実はイヴの技でした。
でも、足腰に軟骨が無いイヴには辛いので、どういう訳か姉妹であるカラちゃんがその技を受け継いじゃった(汗)


ちなみにギズモはテーブルの上に乗っかったりはしませんが、代わりにもっと大変な事をしでかしちゃいます……
それは明日のお楽しみ♪

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真面目な理由

登場人物: 艦長 長官 失敗君
真面目な理由



アズール隊とヴェルディ隊は下がり、ロッホ隊が前方へ!
…命令が出たらすばやく移動!もたもたするな!!





な、なんか艦長がいつもと一味違いますね!

……ま、まぁな

戦闘機部隊の訓練を、あそこまで力入れてるの初めて見ました!

だろうな……

なんか、こう…すごくカッコいいですね!!


………………はぁ



…何ですか、さっきから。妙に歯ごたえがないというか……

…………何で艦長があんなに一生懸命か知りたいか?

え?何か理由があるんですか?
あ!もしかしてヴァモス軍が攻めてくる情報が?!



違う。


だったら、宇宙連邦から、最近の『えるえるふぁいぶ』は戦闘する機会がないので弱くなってるんじゃないかって嫌味を言われてるとか?!


違う。
ってか、妙にリアルティがある仮説を立てるな。



すみません


ただ単に、早く訓練を終わらせたいだけなんだ…

新作のゲームがやりたいだけに




どこの子供ですか!



あそこ(艦長を指さす)



え、でも…えええええええ?!

真面目に指揮をしていると思ったらゲームのため?
気持ちは分からなくもないですが、なんかいろいろ台無しですよ!!
(泣)




左舷弾幕薄いぞ!何やってるの!!













新しくWiiで出たワンピースのゲーム、『アンリミテッドクルーズ エピソード1-波に揺れる秘宝』が発売されたのは9月11日……
(↑前作がとても良かったので、期待をしている♪)

手元にあるのに、やる暇がなくてとても辛いです(滝涙)


来週の月曜日までお預けの可能性が大!(泣)

テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

第二七話 『部下達』
 いやな予感が強くなった。



 隊長が不在の今、ネストルはユリウスに『お前が指揮を取れ』と無理難題を吹っかけたが、それでも何とかこなそうとする彼の性格を把握していたのだろう。今のユリウスは不安よりも責任感を強く感じていて、自分の命に代えても王女と隊は守らなければと信じている。
 そんなユリウスは今、やっと手に馴染んできた剣を片手に城の抜け道を駆け抜けていた。本来なら王家しか知らないはずの抜け道は、王女親衛隊だけは特別に教えてもらっている。
 ほとんどの隊員はその抜け道を使わないのだが、まだ隊に入って間もないジェネはそこを本拠としている。本来なら抜け道というのは人に知られちゃいけないので使い事を躊躇われるが、『斥候見習』のジェネには良い訓練場であるのだ。身軽ですばしっこいジェネは、薄い壁の反対側にある抜け道をほとんど音なく走り抜けられる。そうやって場内で不審な動きがないか知るのには良いが、どうもジェネは噂話の方が気になるようで、誰が誰と付き合っているだの、こいつら不倫しているだの、知りたくもない事を伝えてくれる。


 ユリウスはその抜け道の一つ、しかも場外へと続く地下にある道を走っていた。
 悪い予感がすると、ユリウスは遠慮なく隊長に報告し、それを一緒に確かめるという手順が出来上がっている。例え何も見つからなかったとしても、『もし』の可能性を否定してはいけないと隊長はいつもユリウスの事を信じてくれた。そんな隊長に報いりたくて、ユリウスは自分の感じた事を押さえつけなくなった。
 そして、先ほども嫌な予感がし、王女とサンディにネストルと合流しろと忠告してからユリウスはその予感の元の方へ走りだした。


 場外へと続く抜け道を初めて使うが、何の迷いもなく突き進む。どんどん走っていると、数人の怒鳴り声と足音が聞こえてきた。そしてその中に、まだ声変わりしていない幼い声があった。その声を聞いて、ユリウスはいささか腹が立った。


 あいつ、今度はどんなトラブルに巻き込まれたんだ?


 ユリウスは剣を鞘から抜き出し、走る勢いを殺さず声の元に近づく。そして避けるのに精いっぱいのジェネの白い頭が見え、そんな彼の頭上を何かきらりと光る物が見えた。ひやっとした物が背中を駆け上がり、ユリウスはジェネの前腕を掴んで自分の持っている剣を振り上げた。
 ガキンッ!と腕に振動が伝わったが、それを完全に受け止めるのではなく、横に受け流す。そして同時に相手に蹴りを入れる。相手がウッと呻くのが聞こえ、その後ジェネが尻もちをつく音が聞こえた。
「も、もっと優しく扱えよな!」
 そう叫ぶジェネに一喝したいユリウスではあったが、ここは我慢しなくてはと自分に言い聞かせる。
「そんな話は後だ!あいつ等は誰なんだ?」
「知らねーよ!変な音がしていると思って確かめに来たらあいつ等がいたんだ」
 なんだと?とユリウスは相手を見据えたら、そこには3人の男が立っていた。1人は先ほどユリウスが蹴ったので、少し前かがみになっていた。しかし、特徴といったら3人とも肌の色が浅黒かった。
 ああ、連合なんだとユリウスは気づいた。王国には、例え少し日焼けしている人がいても、この男たちほど浅黒い肌の人はいない。ネストルが、それは気温のせいだとかなんとか言っていたが、あまり良くは覚えていない。
 なんにせよ、相手は敵に間違いない。
「おい、なんかガキが増えたぞ?」と一人が言った。
「気にするな」と、もう一人が言う。「『赤獅子』は今、城内にはいないんだ、こんなガキがもう一人増えたところで問題はない」
 なぜ彼らが隊長がいないという事実を知っているのか、ユリウスは分からなかった。しかし、確かなのは一つ。彼らをこれ以上城に近づけてはいけない!


「愚弄するな!」とユリウスは吼える。

「今は俺が王女親衛隊、隊長代理だ!」











 アリスタウスはデローリスについて集まった資料に目を通していた。しかし、彼女の事をどんなに読もうが気になる点が見つからない。そろそろ飽きてきたと資料を放り投げようとしたら、ひとつ面白い事実が書かれてあるのが見えた。
 曰く、デローリスは元『ディエンテ・デ・ティブロン(サメの歯)』のメンバーだった男と付き合っているとの事。
 『サメの歯』と言えば、少し前までここら辺一帯を縄張りにしていたストリート・ギャングである。しかし、『サメの歯』はライバルグループに潰され、その上生き残っているメンバーをヘッド・ハンティングしている。
 面白い、とアリスタウスは思った。デローリスをつけて、結局なにも成果が出せなくても、うっぷんを晴らすネタが出来た。


 どうも、嫌なところで上司のマティアスと似ているアリスタウスである。











 グアテマラについて1週間、エイレが拉致されてから2週間たっていた。アレックスも不安を感じていない訳ではないが、エイレがいなくなった当初に比べればマシである。
 彼女のだいたいの居場所が予想できることもあるが、もうひとつ、アレックスは感じていた。王女親衛隊の一人、つまりジェネの存在だ。彼の存在が日に日に強くなっているのだが、エイレと同様なかなか見つけ出せないのだ。
 この事実にアレックスは一つの仮定を立てている。
 これまでの王女親衛隊は、記憶が戻っていないか、戻っていて自ら他の隊員を探し出したいという意欲があった。だから皆、結構あっけなく見つけ出せた。
 しかし、今はジェネどころかエイレもなかなか見つけ出せない。
 ジェネはもともと反抗的だったし、半ば強制的に隊に入れられたので戻りたくないと思っても仕方がない。でも、それならエイレは?
 普段なら彼女が皆と合流したくないと思うはずはない。でも、合流したいと思っているのなら、見つけ出すのにこんなに時間がかかるのもおかしい。つまり、何らかの理由でエイレは見つかりたくないと思っている。定期的にニーシャと電話で話し合った結果、そういう結論にたどり着いた。


 何でエイレが合流することを拒んでいるのかは分からない。隊長としてそれはありえない。

 だが、エイレとしては?



 ニーシャの考えた『1番最悪な出来事』があの電話の後、起こっていない事をアレックスは祈った。そして、どうか、彼女の近くにジェネがいる事も願った。











『王女のために命をはれる覚悟がない者が、一緒に着いてきても迷惑なだけ』


 隊長の言葉をラモンはずっと考えていた。
 あの時は何も言い返せず、黙ったまま彼女はその場を立ち去ってしまったのだが、もともと自分は戻りたいとは思っていない。
 ……少なくとも、そう思っていたはずだ。
 でも、隊長と過ごした日々、情報収集に駆け巡り回った1週間は、自分にとってはとても充実していた日々だった。本音を言ってしまえば、ギャングにいた頃よりも充実していた。



 でも、その事実に気づきたくなかった。
 それを認めちゃうと、『ラモン』としての人生を否定してしまうようで、嫌だった。でも、隊長の言葉で、なんで充実感が違うのか理解してしまった。


 王女親衛隊には使命がある。

 その使命感、そして目的。ギャング時代にはなかった事だ。
 それを鬱陶しく感じている自分は、確かにいる。でも、そのような日々に憧れている自分がいるのも否めない。



「やっぱり…」とラモンは独りごつ「なんだかんだ言って…俺は隊長を尊敬してるんだよな……」




 そうでなければ、ここまで傷つく事はないはずなんだ。





↓あとがき

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終わったぁ~!
お、終わりましたぁ~~
終わったついでに良いもの貰っちゃいました♪

↓コレです!

終わったぁ~!

今四国ツアーをしている
加藤健一事務所公演『詩人の恋』

の加藤健一さんと畠中洋さんのサイン色紙です!!
(私の本名も書いてくれました♪)


ええ、何度も言いますが

これもすべて仕事の一環です!(笑)

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仕事、頑張ります!
土曜日まで、絵日記はちょっとお休みします。

つまり、文は書くかもしれないって事ですね!(笑)





ちなみに、休む理由はコレのためです♪



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予想GUY!
予想GUY!

純粋に、好かれているんだと思う事にしました(笑)


断りますが、私は2人のハネムーン(というか、夫婦になって初めての旅行)に参加するつもりはない。
ただ、2人にお願いされたら考えちゃうかも(爆)

でも聞いてみたら、私の両親はハネムーン旅行なんてしなかったし、従姉のエミも家族同伴のハネムーンだったらしい。
母に言わせてみれば、そもそもハネムーンは結婚した相手の事をもっとよく知る機会であり、結婚相手を前から知っているのならその必要はあまり無いとの事。まぁ、つまりはお見合い相手を知るにはいい機会だけど、もう何年も付き合っているのならわざわざ2人っきりで旅行をしなくてもいいんでしょうかね?

彼氏すらいない私にはよく理解できない事ですが(笑泣)




とにかく、一言と言わせてもらえれば…

同年代の母なんかいらないです(爆)

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単純作業
単純作業

単純作業と言っても、いろんなレベルがある。


例えば、山積みされている飴玉を10個ずつ袋づめをするというのも単純作業。この場合飴玉の数を10個数えなきゃならないので、脳はマヒする事はないし、リラックスした状態で作業ができ体の負担も少ない。


次に、同じ模型を100セット組み立てるのも単純作業。全部同じ物を組み立てているが、順序を復唱することで脳は働き続けられる。しかし、組み立てるのに気を使っているから体に負担がかかる。


そして、1550もある冊子のすべてにハンコを押す単純作業。数も数えなくていい、ハンコを押す所も(さほど)気にしなくていい。脳が働かなくてもいいのだ。
そして、片手でハンコを押し、もう片方がハンコを押された冊子を退けると同じ作業で肩がこる。

今日の仕事はまさにそれでした(泣)


しかも私は一旦こういう単純作業の仕事をもらうと終わらせるのに意地になってしまい、脇目も振らず、悶々と作業を続けるのだ。
少しでも良いから誰かと会話をすれば良いものの、そうしなかったせいで脳がマヒしてしまったのである(苦笑)

まぁ、おかげで結構早く終わったらしいですが。
(↑どのくらい時間がたっていたのか、脳が認知していなかった)


一心不乱に仕事をこなすのはカッコイイ感じがするけど、単純作業でのそれはもろ刃の剣だなと感じた一日でした まる

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第二六話 『覚悟』
 リアンダーはマティアスと闘っていた。

 剣がぶつかり、刃が滑る。切っ先が自分の体を貫く前に剣の向きを変え、体も少しひねる。そうすると相手も慌てて体制を整え、隙を見せないようにする。そのまま勢いを殺さないため、お互いクルンとその場で回り、振り向き様に一撃を繰り出す。

 剣は今度、弾き飛ぶ。

 お互い体力も腕力も互角だ。なかなか勝負がつかない。



 なのに、突然、自分の方が力押しされる。

 地面に背から叩き付けられ、起き上がろうとするといきなり首が絞められた。

 息苦しさの中で、おかしい、と思った。

 なぜこの手を振りほどけない?




 突然、女性の呻きが聞こえた。

 良く知っていて、とても身近な声色……


 自分の、エイレの声色。




「ずいぶん、弱っちくなったなリアンダー……残念だ」


 マティアスがそう言うと、首の圧力が強まり――







 ――そこで目が覚める。

 本当に首を絞められていた訳でもないのに、呼吸が乱れていた。そして同時に、胸をこみ上げるものを感じ、急いでシンクに飛びついた。

 最近ずっとこの調子だ。
 夢の中では昔の自分とマティアスが戦っていて、自分だけが徐々に今の、エイレの姿になる。そして、自分は負け、マティアスが失望し、私は…

「……チクショウ…っ!」
 口を手の甲で拭いながら、エイレは涙を流した。









 デローリスはレオナ――いや、エイレミサキと呼んだ方がいいのだろうか?――の部屋をノックしようとしたら、中からわずかに嗚咽が聞こえた。
 偽名の事、ラモンとの関係の事、そして元彼の事をきちんと聞きたかったのに、泣かれてしまうとそれを聞く自分の決心が揺らぐ。なんで泣いているのかは分からない。そしてデローリスも泣いている相手を質問攻めできるほど無神経でもない。
 仕方なく、ノックしようと揚げていた手を下げ、仕事用のカバンを持ち直し階段を下りた。
 夕方、仕事から帰ってきたら『レオナ』は既に寝ていた。毎日何をしているのかは分からないが、いつもやつれて帰ってくると他の人たちから聞いている。そして、『レオナ』が遅くまで帰らない時は、丁度デローリスがラモンと会ってない日と重なる。
 それがどう意味するかは、あまり深く考えたくない。しかし、いつまでも真相を恐れて何も聞かないままでいては駄目だと、今日覚悟を決めたのだが…



 泣かれては、せっかくの決心も、鈍る。













「出てきましたよ、アリスタウスさん」
 そう呼ばれた色黒の男は顔をあげた。古臭い建物から、上司に言われつけているウエイトレスが出てきた。名前はデローリス。下町のレストランに働いていて、父親からの暴力に耐えきれずDVシェルターに身を寄せている。
 王女親衛隊とは何の関わりもないように感じるが、上司であり自分が心から崇拝しているマティアスの言葉を疑う事はない。それに、もしこれで何も分からなかったとしても、特に問題にはならない。
 『赤獅子』は王女を見つけるまで、泳がせておくのが一番だと彼もまた理解しているのだ。理由は簡単、自分達では王女を見かけたとしてもその人が彼女だと気付かないからだ。前から認識があった者同士なら、今の姿が変わったとしても大丈夫だが、片方が相手の事を知らなかったらそのまますれ違ってしまうのだ。
 たとえば自分の場合、マティアス直属の部下なら分かるのだが、これがタナトスあたりの部下だと面識が全くない。だから道でタナトスの部下に会ったとしても、相手が仲間なんだと気付かないのだ。
 この問題を皆は最初、さほど気にしてはいなかった。その理由は、皆の姿にある。『ゼーレン・ヴァンデルング』をくぐった前と後とでは見た目がほとんど変わっていないから、たとえ相手が自分の事を知らなくても見た目で分かると考えていたのだ。
 しかし、『赤獅子』の登場でその考えが浅はかだったと理解した。
 どう逆さに見たって、今の『赤獅子』の姿は昔とは似ても似つかないのだ。だから、女王も昔と姿が違っている可能性が高い。そうなると、自分達の歩が一気に悪くなる。
 それなら、親衛隊の奴らに王女を見つけさせる方が一番いいのだ。


 しかし、とアリスタウスはデローリスをつけながら考えた、このウエイトレスはどう関係しているのだろうか?まさか実は親衛隊の一人という事はないと思うが、自分もマティアスも親衛隊5人全員を見知っている訳ではない。
 特に自分は認識できる奴と言ったら2人しかいない。



 一度だけ対峙した事のある、あの『子獅子』と『白ネズミ』だけである。












 昼過ぎに、エイレはまた『GENE』から手紙をもらい、指定の場所に足を運んだ。そして、着いてそうそう「『レオナ』は偽名なのか?」とラモンに聞かれた。
 吃驚していると、ラモンは構わず続けて言った。
「昨日デローリスから電話があって、アンタの事を聞かれたんだ。『エイレミサキ』って本名なのか?」
 怒っている、というよりはイラついている様子だ。多分、なぜ彼にウソをついたのか非難されるのだろけど、そのせいで彼は大きな問題を忘れているみたいだ。
「……御前映礼…確かに私の名前よ」
「なんだよ…っ!デローリスの言う通り、マジで偽名を使っていたのか……
 何でおれにそう言わなかったんだよ!」
 しかし、そういきり立つラモンに、エイレはゆっくりと落ち着いた声で言った。


「敵を欺くには味方から、でしょ?」


 なんともない言葉なのに、ラモンは何故か背筋が凍る思いをした。
 隊長は別に、冷たく言い放ったわけではない。ただ、信じられないほど冷静に言ってのけたのだ。
 それが何故か、とてつもなく怖く感じた…


「ラモン」と隊長が声をかける。「デローリスは、どこからその名前を知ったの?」
 何でそんな事を聞くのかと問い返す前に、ラモンは初めて事の重大さを知った。


 つまり、マティアスが近くにいるって事だ!


「つまり、私もこの町から出て行った方が良いわね…ここに留まってちゃ、見つかるのは時間の問題だから…」
 え?とラモンは吃驚した。
「ちょ、こんなに早くかよ!俺は何の準備も――」
「何を勘違いしてるの?」
 今度こそ、隊長は冷たく言った。
「あなたはこのまま残るんでしょ?」



 記憶が戻っても他の隊員を探そうとしなかったラモンは、今の人生が良いと言っている。そこから引き離すのは忍びないとエイレは考えている。
 しかし、言葉として出てくるのは、冷たいとも感じる程、冷静な王女親衛隊隊長『赤獅子』リアンダーの言葉だ。




「王女のために命をはれる覚悟がない者が、一緒に着いてきても迷惑なだけよ…」





↓あとがき

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ジェネ-『バル側』登場人物
ジェネ-全身像

名前: ジェネ

家族構成: ストリートチルドレンのため、不明

年齢: 14歳

髪色: 白色

目の色: 赤色

身長: 161㎝

性格: 一風変わった姿のため世間からは『はみ出し者』と見られ、どこか擦れている。隊に入ってからも天の邪鬼のままで、いわゆる反抗期の真っ最中。


その身軽さとすばしっこさで斥候になるため訓練中。隊に入ったばかりなので肩書は『見習い』。


転生後: ラモン(男)

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嬉しい知らせ
嬉しい知らせ

エンゲージおめでとう!


わざわざオーストラリアから電話をかけてくれたチェス。(実は昨日も電話してくれたけど、私がまだ帰宅してなかった)
国際電話は料金が高いのに電話してくるってことは何かあったのかなと思っていたのですが…まさかエンゲージ宣言とは!!

仲睦まじい2人だったので時間の問題だとは思っていましたが、期待よりもずっと速くて吃驚しました。でもこんな吃驚なら大歓迎!!

私の友人の中では初めての結婚。
式は3月の予定、何が何でも出席するぞ!





P.S.
もうひとつ、嬉しい知らせと言えばリアル友人の闇野哭龍も行きたかった声優学校に一発合格!
何度も言ったけどもう一度言うぜ!!

おめでとう!!



やっぱり、友人に嬉しい事が起きると、こっちもうれしくなりますよね♪

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ガクブル扇風機
ガクブル扇風機

ちなみに、イヴは平気です。


手にイヴを抱え、足元には犬2匹と猫一匹が戯れて(雷を怖がって)いたら、思わず扇風機を倒してしまいました(汗)
倒れた拍子に、羽根の1つがポキッと半分くらい折れました(泣)

おかげで今、私の扇風機は臆病な小型犬みたいにブルブル震えています。
(羽根が少し欠けたせいで、空気抵抗がおかしくなったのだと思われます)


まだ動くから一応使っていますが、いつ暴走するか分からないのでちょっと冷や汗ものです…

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まただよ!
まただよ!

デジタルカメラに引き続き、今度は例の『10秒に1人が当たってる!』キャンペーンのTシャツが当たっちゃいました(笑)

どうやら私は…
飲料水の懸賞が当たりやすいみたいです(笑)

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歌劇団に入りました
突然ですが、歌劇団に入っちゃいました。

↓はチラシですので見てください♪

歌劇団に入りました

……

……………………

……………………………………………………


まぁ、冗談ですけどね!


うだジローさん家で『歌劇団占い』ってなものを見かけまして、面白そうだから私もチャレンジしました!

で、結果がコレ↓
斜めの緑文字は私のツッコミです。




あなたの所属は「武者組」です
武者かいっ?!

武者組が得意とするのは、もちろん歴史・時代物。
まぁ、武者なだけにね?
考証にとらわれない自由な発想の舞台が持ち味です。

重箱のスミを突ついて、いちいち間違いを指摘してくる人には、
「タイムマシンでもなけりゃ、
何がホントに正しいかなんて分からんだっちゃ!」

といって飛び掛かってくるので注意が必要。
何故ラムちゃん?!



あなたの出世作…「80日間世界40周」
早すぎ!!

ソバージュの信長とアフロの秀吉&家康(演じるのは全員黒人俳優)が、
映画とかで外国人が日本人をやる事あるけどさ、黒人じゃ似てもいないじゃん!
カゴから逃げたホトトギスを、熱気球に乗ってひたすら追いかけ回す話。

途中、日本刀を使用したスイカ割りのシーンが挟みこまれ、これが好評。
目隠しをした信長が、客席に転がり込んでちょっとしたハプニングも起こります。
危ない危ない危ない!!!

あなたの役どころは、主人公3人組に追い掛け回されるホトトギス
私がそのホトトギス?!
最終的には、「鳴かぬなら 遺伝子組み替え ホトトギス!」
ひらめいちゃった秀吉によって改造手術が行われます。
もはやファンタジー時代劇!!



そんなあなたの残す名ゼリフ

「風船で海は渡れません!」
そこをツッコンじゃあかんだろ!!





つっこみどころ満載で楽しかったです(笑)
……ってか、

本当にこんな歌劇あったら見たいぞ?!

テーマ:占い - ジャンル:その他

早くないかい?
早くないかい?

なんて言うか、お店の飾りとかってキッチリしてますよね?
八月が終わった途端、夏特集も一気に消えてしまった!
そしてまた暑くなってきたというのに、お店の商品とかも秋物だし、近くのお弁当屋さんも秋メニュー。

それなのに月見とか、日本になじみ深い行事ではなく、ハロウィン特集をあちこちで見かけます。
なんか違うような気もしなくはないのですが…

まぁ、楽しけりゃいっか(笑)



とにかく、まだ9月初頭なのに10月31日のハロウィンまで2ヶ月もあるのに気が早いですよね?
…いや、アメリカのクリスマスよりはマシか?

アメリカはクリスマス商品を、真夏から出し始めます!

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第二五話 『1%の嘘』
「…名前は知りませんが、その子に似ている人なら見かけました」
 デローリスの言葉に、男は片眉をあげた。
「1週間ほど前、ここに食べに来たのを覚えています。あそこの席に座られていました」
 指差した席を男が一瞥した。
「良く、覚えているな?」
「あんな若い子がここに一人で来るの珍しいし、頬に痣ができてたんで目についたんです……その子が何か?」


 良い嘘というのは、99%の真実に1%だけの嘘を紛れ込ませるものだとラモンに教えられた。デローリス自身、少々面倒くさい事態に巻き込まれた時その方法を使い、全く疑われずに済んだので良い方法だと認識している。
 今目の前にいる男、長身で筋肉質の30代半ば、黒髪、そして強面のハンサム。こいつがラモンの言っていたレオナの「元彼」なんだろう…想像していたよりも色男で吃驚したが。
 ラモンには見かけたらすぐ逃げろとは言われたものの、この状況で逃げる方がおかしい。シェルターの事自体が秘密なので、それ以外は素直に言えばこれ以上関わらないのではないかと、デローリスは考えた。


「いやな?」と男は写真を懐にしまいながら言った。「ちょっと事件に巻き込まれていてな、有力な情報を握っているんだ」
 事件、とデローリスが復唱すると男は「ああ」と頷いた。
「で、見かけたというが話はしなかったのか?どっから来たとか、どこへ行くとか」
「……少し、話はしました。でも、他人の事情に首を突っ込む余裕は私にないですし、軽い世間話程度でした。どこへ行ったかなんて、全く見当もつきません」
 そうか、と男は少し考え込んだ。
 デローリスはというと、何とかへたり込まない様に頑張っているが、そろそろ限界が近付いてきた。男はなぜか話す時、いちいち顔を近づけてくるのだ。そのため呟くような低い声が耳をくすぐり、睦言のようだと変な意識をしてしまう。
「もしも」と男はいきなりカードを取り出して言った「この女の事で何か思い出したらいつでも電話してくれ」
 もう首を縦に振るのが限界のデローリスであった。




 マティアスはレストランを出ると、近くに待機していた部下が近くまで寄って来た。
「どうでしたか?」
「『赤獅子』が居た事は確かだな…ウエイトレスは見かけたが、それ以上は何も知らないんだとさ」
 懐から今度は煙草を取り出して、火をつけ一度大きく吸い込んだ。
「だが、なんか臭いな」
「何がですか?」
 あの女、とマティアスは言った。
「妙に早口で、俺の質問に前もって身構えているようだった…
 嘘をついて何のメリットがあるか分からないが、何かを隠していそうだから2人あのウエイトレスをつけさせろ」
 は!と部下は返事をした。
「マティアス様はどうなさるのですか?」
 ああ、とマティアスはダルそうに言った。今横にいる部下はどちらかというと優秀な方なので、気兼ねなく愚痴を言える。
「俺にしてみれば、このまま逃がしてもいいんだけどな?ただタナトスが『「赤獅子」と話がしたい』と言ってきかないんだ。向こうも王女を見つけてないし、このまま泳がせた方が良いと俺は言ったんだけどなぁ…
 まぁ、そんな訳でいたらいたで捕まえる。それでいい」
 俺は他の奴らを連れて違う町に行く、と付け加えた。
「では、マティアス様が良いと言うまで現状報告を続けます」
 生真面目にいう部下に、マティアスはクツクツと笑った。優秀な部下は嫌いじゃないぞ?と顔を近づけて言うマティアスだが、いろいろと困るのでやめて欲しいと部下は思った。







 『エイレミサキ』
 あの男はレオナの事を確かにそう呼んでいた。まぁ、状況が状況だし偽名を使っている事は珍しい事でもないし気にはしない。しかし、そうなると問題なのがラモンの反応。
 彼はレオナの親戚だ。例えどんなに遠い親戚でも顔を覚えていれば名
前も知っているはずだ。少なくても『レオナ』と『エイレミサキ』は間違えるはずはない。
 まぁ…確かにラモンはとっさの出来事に対応するのはうまいから、ただそれだけの事かも知れない……でも、もし違っていたら?
 その疑問がデローリスの頭に午前中ずっと付きまとっていた。

 一度湧いてしまった疑心は、なかなか消える事はないのだ。

 居ても立っていられず、店長の目を盗んでラモンに電話をかけてみるもののなかなか繋がらない。徐々に怒りが蓄積され、やっと繋がった時にはおもいっきし怒鳴りつけていた。
「今までどこに行ってたのよ?こっちは何度も電話してるのよ、何で出てくれなかったの?」
『ちょ、まて、何があった?』
「何があった?じゃないわよ!あの子の元彼が来たの、彼女を探しに」
『え、マジかそれ?』
 自分の怒りの理由より、レオナの事に興味を示したのに頭に来たデローリス。
「ええそうよ!あの子を探しに来たのよ、『エイレミサキ』をね!」
『え?エイ、なんだって?』
 ラモンの驚きように、かえって笑いが出てきたデローリス。

「やっぱり…思った通りじゃない……
 レオナなんて、そんな偽名…しかも事件に巻き込まれているなんて。
 親戚でもないくせに、何でそんなウソをつくの?あの子とはどういう関係なのよ?『ジーン』も…なんであんたも偽名を使ってあの子と連絡を取り合っているのよ?


 なんで、私に何も言ってくれないの?」





 思わず泣き出すデローリスに、ラモンはしばらく無言だった。
『……デローリス、一つだけ教えてくれ。お前はあの男に何も言ってないよな?』
「言わないわよ!…馬鹿にしないで」
『してないさ……俺は、お前を信用しているからな』
 今更と吐き捨てたいデローリスだが、その前にラモンが話を続けた。
『あの男、レオナの元彼はどんな手を使ってもアイツを探し出そうとするんだ…だからあの男の言葉に耳を傾けず、信じるな。
 …確かに、俺は本当の事を全部言ってなかった。最後まで言わせてくれ!言ってなかったけど、それはお前をこれ以上巻き込みたくないからなんだ。だから、もうちょっと待ってくれ。
 終わったら、ちゃんと説明するから……な?』




 デローリスはその後なんて返事をしたか覚えていなかった。たぶん、うん、とか、分った、とか何のひねりもない言葉を言ったんだろう。でも、デローリスの心は全然スッキリなどしていなかった。
 ラモンの話と、レオナの元彼の話はあまりにも食い違いすぎていた。そのため、何が本当で何が嘘か、全く分からない。


 本当に、嘘は1%だけなの?





↓あとがき

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