STUDIO EL @ BLOG
『スタジオ える あっと ブログ』 略して 『鼻眼鏡』!(ええええ?)
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ベッド仲間
ベッド仲間

理由は単純に、
カラはギズモと一緒に寝たくないからです。(笑)


両親のベッドで寝るようになった我が息子(ギズモ)だが、いつも彼に苛められているカラは避難する為に私のベッドで寝るようになったのですが、いつの間にか定位置になってます!


この後タートルも加わり、さらに身動き辛くなります(苦笑)




P.S.
ちなみに手に持っているのはニンテンドーDSです。
通勤電車で本を読む感覚で遊べるゲーム(ミステリー系)をこれからいろいろやろうかなって思ってます♪
何気に多いですしね、DSでのミステリーゲームが!

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テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

父がぁあ?!!!
父がぁあ?!!!

知ってはいたんです、父が私のブログに訪れてくる事を。

でも、こうはっきり形を残してくれちゃうととても恥ずかしいよパパン!!(笑)




ちなみにEL父からのコメントでこんな事が書いてありました。

日本語がおかしいのは父からの遺伝でしょうか?


遺伝です(爆)

それ以外考えられません(笑)




*注意*
誤字や脱字以外で日本語がおかしい時は、だいたいは仕様です。

(つまり、仕様じゃない時もあるって事だな?)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

移り香
移り香

一日一ハグ(笑)


香りが移ってしまうのが人間ではなくペットなのがちょっと悲しいところです(苦笑)

*ミス発見*
香水は「ハー・セクシー」ではなく「ベリー セクシー フォー ハー」でした(苦笑)
まぁ、どちらにしても名前がすごいんですけどね!!
この香水は、主に仕事用として使ってます。

ちなみに、私が一番好きな香水はエスティ ローダーのビヨンド・パラダイスです♪
こっちは仕事以外で出かける時に使ってます!

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

届いたかなぁ~?

やっほう!



ハッピーに舞い上がっている↑の私は、ヤスじっちゃんへの誕生日プレゼント4コマに入っているものなのですが、はたして届いたのでしょうか?


誕生日と言えば、私の父の誕生日ももう直ぐです!
そして6月には父の日もあるから、父へのプレゼントは

「はい、誕生日と父の日のプレゼント♪」

とひとくくりにしてしまいます(苦笑)


でもまぁ、父への誕生日プレゼントはまず、『何が食べたいか』を聞く事かな?
↑父がこのブログを読んでいる事を前提として書いている(笑)












ちなみに、誕生日4コマにてじっちゃんの行く末はこちら↓です。

な~む~~…



儚っ!!!(笑)

テーマ:HAPPY(*≧∀≦)ノ♪ - ジャンル:日記

夜中に工事
夜中に工事

オチとかは全くなく、普通の絵日記です(笑)

夜中に排水工事を行ってくれるのはありがたいのですが、夜10時からってのがちょっとキツイ(汗)
その時間帯はバリバリ、トイレを使いたい時間帯なのに……

でもまぁ、風呂場の水の溜め置きはトイレ用だからいっか!(あっさり)



*トイレ用の意味*
トイレを使った後、風呂場の水をバケツに入れ、それを勢い良く流し入れる事によってトイレが洗浄されるのだ!
(高校生の頃、修学旅行でフィリピンに行った時に覚えた事)(笑)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第十八話 『最後の1人』
 エイレが入ったレストランは、普段なら彼女は絶対に寄らないであろうものだ。営業スマイルを見せてくれるウエイトレスはいないし、客もそんなものを期待してない様子で、むしろ「俺に関わるな」と近づけないオーラが客のそれぞれにあった。
 しかし、今のエイレにはそれがちょうど良かった。顔の傷もあるし、ここでいろいろ聞かれるよりも、見て見ぬふりをしてくれる方が助かる。
 奥の方に開いている席があったので、遠慮せずに椅子に座る。ツンと異臭の臭いがし、トイレの近くの席だから空いていたんだと納得した。しかし、例え鼻のまがる異臭でも、ここで席をかえると他の客の目に付いてしまうので、何とか堪えた。
 注文を取りに来たウエイトレスも「何でこんな席に座るのかしら」とでも言いたげだったが、そんな事を言って客が出て言っては困るから黙っていた。そしてエイレの注文をもらい、愛想もなく厨房にオーダーを伝える。


 食事を待っている間、エイレは手持無沙汰で窓の外を眺めながら手を揉んでいると違和感を覚えた。あれ?と思い両手を見てみると、ここで初めて腕時計が無い事に気がついた。
 先程まで冷静でいられたのに、いきなりパニックにみまわれるエイレ。冷静に考えればそこにある筈がないのに、エイレは机の下やポケットの中をくまなく探した。他の客の目についても、今は構わなかった。それほど大切な腕時計なのだ。


 母の友人で、自分の名付け親でもあるリチャードから貰った、この世に二つとない大事な腕時計なのだ。


「あんた、どうかしたの?」
 突然の声に、エイレは勢いよくその方を見上げた。先程のウエイトレスが食事を持ってきていた。
 変に黙ってしまうのも不審に思われるので、ここは素直に腕時計が見つからない事を白状した。そうすると、ウエイトレスも幾分か表情を和らげ(もしかしたら、お金を持ってないんじゃないかと一瞬疑われていたのかも知れない)、食事をテーブルに置きながら「どこかに落としてきたの?」と聞いた。
「分からない……もしかして置いてきたのかも…」
「どこに?」
 まさかここで「私が拉致られ、捕虜にされていた場所」などと言えないから、バス停の女性に使ったストーリーを使わせて貰った。
「元彼のところ」吐き捨てるように言う「あいつの所に帰りたくなんか無いのに…!」
 言っている事は真実じゃなくても、エイレの感情は本物である。今は一刻も早くアレックス達と合流したいのに、敵に見つかりたくないのに、あの腕時計だけは取り返したい。でも、そんな事をしてまた捕まったら意味が無いのを頭で理解していても、心が納得してくれない。
 エイレの葛藤をどうとらえたか、ウエイトレスは少し考え込むようにして見せてからエイレの向かい側の席に腰をおろした。そしておもむろに話し始めた。
「あんた、もしかして元彼から逃げてきたの?…ああ、いいの!詳しく教えてくれなくても良い。
 この辺にはあんたみたいな子が時々来るのよ……親や恋人に虐待された子。あたしもその一人だから分かるけど、絶対に見つかりたくないけどどこに隠れればいいか分からないもんでしょ?
 今、私がお世話になってるシェルターがあるから紹介しようか?」
 演技ではなく、エイレは本当に口籠った。まさか、話がこっちの方向に進むとは思わなかったのだ。


 DVシェルターという物がある。日本では昔から縁切寺や駆け込み寺として知られていたもので、DV(ドメスティックバイオレンス)にあった被害者を保護するための施設である。
 そういう所にエイレはもちろん、彼女の母だって世話になった事は無いが、彼女の名付け親がスポンサーをしていたので存在は知っていた。知ってはいたが、見た事が無い。
 母親だけではなく、その子ども達も避難してくるらしいが場所はたいていトップシークレットなのだ。それは被害者達を、加害者から守る為なのでエイレが見た事が無いのも仕方がない。


 そんな所にこのウエイトレスは連れて行こうかと聞いているのだ。
 考えてみれば、顔の傷に加えエイレは全く荷物を持っていない状態なのだ。しかも元彼に殴られた話をすると、暴力に耐えきれなくなった女がわき目もふらず逃げ出してきたように見えなくもない。そして、自分も似たような経験を持つと、同じ目にあっている人に同情的になるものだ。だからウエイトレスはエイレにシェルターの事を話してくれたのだろう。

 罪悪感が少しあるものの、これはチャンスじゃないかとエイレは思った。
 被害者を守るためシェルターの場所は秘密にされているし、アレックス達と合流するまで宿の心配もしなくて済むのだ。頻繁に暴動が起こるグアテマラで宿がある事だけですごく安心できる。
 もちろんこれは敵の罠かも知れないが、こんなに早く手をうってくるとは思えないし、物凄く範囲の狭いので罠としても効率は良くないだろう。
 そしてなにより、エイレは藁をもつかみたい思いなのでウエイトレスに心の底から感謝の言葉を言えた。
「いいのよ」とウエイトレスは微笑んだ「同じ境遇にいるんだし、見て見ぬふりなんてできないわ」
 ちょうどその時違う客が入ってきたので、ウエイトレスはまた後でねと席を立った。その後ろ姿をちょっと眺めてから、エイレは注文した食事に手をつけた。頬と顎が痛むのでスープを頼んだのだが、すっかり冷えていた。しかも、味付けが濃すぎて、まったく美味しく感じられなかったが、お腹は空いているので何とかすべて嚥下しようと頑張った。


 やっとスープを飲み終え、少しばかり気分が悪くなっていると外から怒号が聞こえてきた。しかもそれは1人2人などではなく、10人くらいの人数の声がした。
 エイレの他の客も声が聞こえ、浮き足になる者や「またか」と嘆く者、そして手慣れたように店を閉じる者と別れた。何をすればいいか分からず、とりあえず立ってみたらウエイトレスが彼女の腕を取り厨房の前のカウンターまで連れて来て、一緒になってしゃがみ込んだ。
「ギャングの小競り合いよ…最近多くってね」
「小競り合い?」
 それにしては皆気がはり過ぎているように感じるエイレ。
「なんか仲間の仇打ちとかみたいなんだけど…どっちにしてもはた迷惑には変わりないわね」
 ウエイトレスが苛立ったように言った。恐怖よりそっちが先に来る感情なら、本当にこういう事は頻繁に起こっているんだなと分かる。


 そういえば、とエイレは思い出した。昔、彼女がリアンダーと呼ばれていた頃ユリウスを連れて街の方まで足を運んだ。その頃は敵国との戦争もピークに達していて、街にもその緊張が伝わりあちこちでいざこざが起こっていたのだ。






「待てお前!」と、いきなりユリウスが声をあげた。
 何事かと思い振り向くと、ユリウスが白髪の子どもの腕を掴んでいた。そして、その子どもの手には見覚えのある財布があった。いや、見覚えも何も、それは自分の財布だった!
 いつの間にかすられていたんだろう。その手さばきも凄いものながら、それに気付き対応できたユリウスにも舌を巻いた。
「放せよ!腕が折れしまうだろーが!」
「これ位で折れる訳ないだろ!もっと自分の立場を理解した方が良いんじゃないのか?!」
 そう咎めるものの、子どもは舌を出し、ついでとばかりにユリウスに蹴りを入れる。全く痛いわけではないだろうが、たとえいけ好かないガキでも一般人には変わりないからユリウスは黙って耐えた。
「まさか」とリアンダーは笑いながら言った「この『赤獅子』が子どもに財布をすられるとはな」
 びくっと子供は震えた。例え姿は知らなくても、『赤獅子』という名前は一般人の間でも広まっているのだ。その男から財布をすってしまった事に、子どものもと白かった顔がさらに青白くなった。そして、その赤い目が恐怖で揺らいでいた。

 これがジェネとの出会いだった。







「大丈夫か、デローリス?」
 突然後ろから声が聞こえたと思ったら、ウエイトレスが「ラモン!」と感嘆の声をあげ声の男に抱きついた。つられてエイレも後ろを振り向くと、思わず心臓が止まりそうになった。


 姿形は変わってしまったものの、ウエイトレスを抱きしめる男はあのジェネに間違いはなかった。




↓あとがき

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

艦長がいない(絵)日記。

登場人物: 長官 失敗君
艦長がいない(絵)日記。




アイ ファート イン ヨア ジェネラ~ル ダイレクション
ヨア マザー ワズ ア ハムスター アンド
ヨア ファザー スメルト オブ エルダーベリーズ




艦長が留守のあいだ、何やってるんだあいつ等?

説明口調ですね、長官?


ほっとけ全ては作者のせいだ


ですから、誰なんですか?その作者って!!


そんな事より、あいつ等は何やってるんだ?ってか、何の集まりなんだ?

(思いっきりスルーされた?!)あぁ、あの人たちですか?
あれは敵艦隊に罵声を浴びさせ、からかい、迷惑千万だと思わせる隊、略して「バカめ」隊の新人研修ですね


ああ、あれが例の……
そもそも、あんな隊本当に必要か?



何言ってるんですか!!「バカめ」隊と言ったら由緒ある隊なんですよ?!伝説の艦長が相手軍に「バカめ」と送電し、その偉業を称えるために結成された隊なのに!!


どうでも良い歴史を良く知ってるな?


勉強しましたから


まぁ、相手を煽って冷静な判断を失わさせるのは、悪い戦略ではないが……
彼らが見ているあの映像は何なんだ?
「お前の母はハムスターで父はニワトコの臭いがする」


なんか、昔の資料をあさっていたら見つけたらしいですよ?

艦長が?どこで?


例の部屋裏部屋で


またあそこか?!
なんで艦長の部屋には4次元空間みたいな屋根裏部屋があるんだ?!



長官、また説明口調


うっさい!





しかし…艦長はいつ帰ってくるのでしょうか?

あの人もいきなり『ちょっと出かけてくるね♪』と行き先言わず出て行ったからな…

長官…何気に艦長の真似上手いですね!

……まぁ、結構長い付き合いだしな


何より心から愛してるし


誰が誰を心から愛したぁ!!

って、艦長じゃないですか!!!何時の間に?!!


ただいま~♪
いやぁ~、生身で大気圏を突破するの初めてだったよ♪



いったい何をしでかしたんですか?!(汗)












艦長が何をしでかしたのかを知りたい人はここをクリック♪

テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

ちょっと実験♪
せっかく手に入れた新しいカメラにビデオ機能がついているので、うちのペット達をアップしてみる!
初めてなので、いろいろと画像が悪いのは勘弁して下さい(苦笑)

私の声も聞こえますが、そこはスルーしてください(笑)





↓タートル紹介

普段はもっと鳴きます。
これは比較的静かな方(苦笑)

ちなみに、このタートルはこちらの4コマが起こる前に撮影したものです。






↓ハイパーなギズモ

暗くてすみません(汗)
ベッドの下にはタートルがいて、よく見ると時々上半身だけベッドにのせギズモを煽ってます(笑)

ちなみに、タートルが『シャー』と音を出してますが、あれは威嚇ではありません!
ギズモの気をひくため(そうしないとすぐ違う物に目移りしちゃう)にやっている事なのです。

テーマ:動画 - ジャンル:コンピュータ

見つけちゃった!
ミーゴレン、み~つけた!

オーストラリアの大学寮に住んでいる時、小腹がすいた時にインスタント麺のミーゴレンを食べてました♪


見た目はこんなです↓
ミーゴレン
おいしいですよ~、おススメですよ~♪


他にも種類はいろいろあるでしょうが、私はIndomie社のミーゴレンが好きなのでそればっかり食べてました。そして、今でも時々オーストラリアの友人チェスに頼み、ミーゴレンを送って貰ってましたが…

日本で初めて見つかっちゃいました!

しかも、仕事場の近くで!!


あまりにも嬉しくて、一気に8つも買っちゃいました
(買いすぎ買いすぎ)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

胸キュン
頭痛で胸キュン

ペットって、何でこんなに胸キュンなんでしょう?
(そんな言葉づかいはないって)(汗)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

忘れ物はないですか~♪
忘れ物はないですか~♪

しかも、レジの人に

「財布を忘れたのですか?」

ピンポイントに当てられてしまった(泣)



Suicaカードにお金が入っていたので、それで買えましたがめっさ恥ずかしかったです(滝涙)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第十七話 『それぞれの行動』
 町についたエイレがまずした事は、乗ってきた車を適当な所に捨て、都市へと向かうバスのチケットを購入した。ちなみに、脅しに使った銃も車の中に置いてきた。一緒に持って行く方が後の役に立つかもしれないが、平和な日本で生まれ育ったエイレはそうするのに気が引けた。だから銃は置いて行った。
 あまり目立たないように物事を進めようとしたが、どうあっても彼女は外国人に変わりないし、左頬と顎の痣が嫌でも目立ってしまう。幸いだったのは客が少なかった事と、疲れでイライラしているエイレが親か彼氏に殴られて荷物も持たずに家出しているようだと思われた事。実際、待合室で座っていた時、同じ経験をしたと言う女性がしきりに話しかけてエイレを勇気づけようとしていたので、そのストーリーにのる事にした。
 曰く、もともと酒癖の悪かった彼氏がとうとうエイレに手を出してしまい、あまりにも頭にきてとりあえず困らせようと出て行った。即興で作った設定だが、説明が足りないところは女性が脳内で補ってくれたようだ。きっと言いたくないんだろう、とでも思われたのだろう。
 行く道は反対方向なので待合室で別れたが、最後に女性は彼氏が謝るまで帰っちゃダメよと励ましてくれた。それにエイレは口だけで笑い、バスに乗り込んだ。彼女の言葉が嬉しくなかったわけではないが、今はだれが敵なのか分からず、疑心暗鬼になっているので素直に喜ぶ事が出来ない。
 そしてバスに揺られ、少しウトウトしたと思ったら終着点についていた。
 都市には人がいっぱいいる。そして、人口が増えると人の観察力は落ちる、もとい他人を気にしなくなる。だからこそエイレは隠れ場所を人ごみの中にした。木を隠すなら森の中、人を隠すなら雑踏の中、とはよく言ったものだ。


 そしてバスから降りてエイレがした事は、食事ができるところを探したのだ。

















 同じ頃、アレックスは一足先にグアテマラを目指していた。ニーシャはパスポートの手続きがあり、それをデイビットが付き添うと言ったのでアレックス一人で行く結果になったのだ。
「私は仕事を辞めちゃうから良いけど、あんたのスタントの仕事はどうなるのよ?」
「むしろあっちから休めって言われた」
 そう言ったアレックスを最初は信じられないとでも言いたそうな表情を見せたニーシャだったが、少し前までの彼の姿を思い出したら納得した。確かに、彼は今にでも自殺しようとしていると思われても仕方がない程、酷い格好だったのだ。
「こんなに早く皆がバラバラになるなんて思わなかったから、カードの準備ができてないんだ」とデイビット。
「カード?」
「うん、いつでもどこでもお金が引き下ろせるカード。それの準備が出来ていないから今はこれを資金として使って?」
 そう言って札束を手渡された。それを断ろうとしたアレックスだったが、その前に「僕のこれまでの努力を無駄にする気?」と恨めしく言われた。
 少し困ってニーシャを見ると、彼女は彼女でアレックスを睨みつけていた。その目は『そんな事気にしている暇があったら、さっさとエイレを探しに行きなさい!』と叱っているようだった。いや、本当に叱っているのかも知れない。
 覚悟を決め、アレックスはデイビットにお礼を言い、ニーシャに必ず見つけると約束した。そして、出てゆく彼の背を見ながらニーシャはぼそっと呟いた。
「あの子って…本当に生真面目よね」
「昔からそうですよ」
「もう少し柔軟になっても良いと思わない?」
 デイビットは一瞬考えたが「いや」と否定した。
「そんなのはユリウスじゃない」
 ニーシャはくすくす笑うしかなかった。

 確かに、その通りなのだ。




 飛行場でチケットを受け取る時、アレックスは自分以外のもう1つのパスポートを大事そうに撫でた。言うまでもなく、それはエイレのである。
 幸いな事に、エイレの身分を証明する物はすべてアレックスのアパートに置いてあった。もし、敵の手にこれらの物が渡っていたら、と思うとアレックスは背筋が凍るようだった。こんな薄っぺらい物が、まさか彼女の安否にここまで関わるのが不思議だ。そう思うと彼女のパスポートがとても重く感じ、同時にとても儚く思えた。
 ページを開くと、エイレが微笑している顔写真が見られた。


 どうか、どうか無事であってくれ!


 目を瞑り、アレックスは唇を噛みながら悲願した。

















 『軍師ネストル』に電話をした後、マティアスは『隊長リアンダー』の遺留品を眺めていた。小さな手提げカバンに必要最低限のお金しか入ってない財布。買ったばかりとしか思えない本。そして腕時計。身体チェックをした時、服装以外の物はすべて取り外したが、笑えるほど『リアンダー』は物を持たなかった。
 その中でもマティアスの目に留まったのが腕時計である。目の高さにもって行き、じっくりと観察してみると、それはオーダーメイドだってわかった。その上、良く見てみると文字盤に

『To Ehre.M / My Best Goddaughter / R.C』
(私の名づけ子 エイレ.Mへ捧げる R.C)

と書いてあった。
 エイレとは『リアンダー』の今の名前なのだろう。こういう物を見逃す部下は、やはり無能だなとため息をついた。
 静かに腕時計を元の場所に置き、今度は本を手に取った。この行動に特に理由はなく、聞かれれば興味心とマティアスは平然に言うであろう。しかし、裏表紙の説明を読むや否や、彼は眉を潜めた。そして今度は本を開き、筆者の他の作品リストを見て、マティアスは大声で罵倒を吐いた。





 マティアスの怒り声が聞こえ、エイレを取り逃がした男達は震え上がった。また、彼の怒りを味わうのかと思っただけで彼らは失禁しそうになる。
 そう考えると、マティアス相手に怯みはしても怯えを見せなかったあの女は只者じゃなかったんだと、気づくも遅すぎた。頭を垂れていると彼らのテントにマティアスが遠慮もなく入って来た。


「あいつはスペイン語を分かってた」


怒られると思い込んでただけに、男達が一瞬マティアスが何を言っているのかが分からなかった。だが、マティアスがもう一度同じことを言うと、今度は男達が声をあげた。
「な、あの女がですか?!」
「まぁな…それに俺の感が正しけりゃ、あいつはもっと知っている可能性があるな」
 男達は顔を見合わせた。そしてその内の一人が、恐る恐るとではあるが、マティアスに聞く。
「あ、あなた様のように…ですか?」
「どうだろうな……しかし、まさか俺がこんな事に気付かないとは…
 お前ら、あの女の事を徹底的に調べろ!名前はエイレで名字はMから始まる。顔からしてアジア系だろう…それと、R.Cの頭文字を持つ名付け親がいるみたいだ。
 分かったらさっさと調べろ!」
 そう言って出てゆこうとするマティアスを、男達は慌てて止めた。なんでこれ程までにあの女を気にするのかが分からなかった。確かに只者じゃないとは感じたが……
 その旨を伝えてみると、白々しくマティアスは「ああ、そう言えば言い忘れてたな」とほざく。



「あいつはな、『赤獅子』なんだよ」


 そうして、もう一度男達に調べるのを忘れるなとくぎを打ち、笑いながらテントを出た。







 残った男達は、先程とは違う恐怖心から震え始めた。




 俺達は、『赤獅子』相手に何をやろうとしてたんだ!?






↓あとがき

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

5000ヒット突破していたので…
いつの間にか5000ヒット突破していたので、ちょっと昔の絵をあげてみようと思います。


ある意味恥さらし(笑)



↓全部ポチッと押したらでかくなるよん♪

ヴェローナ

ヴェローナ



ゼファー

ゼファー



ファウスト

ファウスト



セレスト

セレスト




これらの絵を描いた時はペイントツールSAIなんてなかったので、手で描いた絵をそのままペン入れをし、スキャナで取り込んでからPhotoshopで色つけをしてました。
そのため、絵を大きくした時、なんだか線がかすれているように見えるのはそのためです。


これらの絵は私がオーストラリアにいた頃にやってたEXALTEDというテーブルトークRPG(←知らない人はこちらを見てみましょう)の使用キャラクター達です。

ちなみに、ヴェローナは私が使っていたキャラクターで、ゼファーは友人のチェスが使っていたキャラクターでした。


私のキャラ以外は他人が考えた設定がいっぱいあるので、それをまとめて絵を書くのはなかなか楽しかったです。

テーマ:イラスト - ジャンル:趣味・実用

お疲れ様っしたぁ!!
おっかれっした!!

マジでビールを片手にこれを書いてます(笑)


では、溜めに溜まったコメントの返事を書きにいきます!

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

言い得て妙?
そう言えば、ちょっと前にウォンテッドメーカーをやってみたらこんな結果が出てました。

ELの指名手配書
ウォンテッドメーカー


言い得て妙です(泣)




そして違反は違反でも遅すぎての違反だと思います(泣)
ってか、妙に値段が高いっス(汗)


お金欲しさに私を狩ろうなんて思わないでくださいね!!




頂いたメール、そしてブログのコメントへの返事が遅れる始末で、本当に申し訳ないです。
それでも私のブログに来て下さり、コメントを残してくれたりしてありがとうございます(感涙)


では、明日も仕事がありますので、お休みなさい!

テーマ:('A`) - ジャンル:その他

夜の歌手
夜の音痴

自転車に乗っているので、すぐ歌は聞こえなくなるのですが…


なにしろ大声で歌っているので、いやでも耳に入ってしまいます。




でも、あんな大声で歌うのは気持ちいいんだろうなぁ~…

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

痒み川柳
痒み川柳

川柳がちょっと小さいので(絵の関係で)もう一度詠みます。


寝てる間に

  今年で初の

      虫刺され




蚊も寒い中ご苦労様です(怒)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

出てきなさい!
洗っちゃうぞ?

いつの間にか入るくせに、出かたが分からないのかミャーミャー鳴きます(苦笑)



追記:

この一週間、仕事が忙しい時期です。
ちゃんと頑張りますが、絵日記を休んでしまったらどうかご了承ください。
m( _ _ )m ペコリ
↑顔文字が嫌いな解説ねこちゃん、ごめんなさい

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

そう言えば、バトンを拾いました♪
そういえば、ヤスじっちゃん宅で『久々に(バトンを)やろうかなぁ~』と言っていたのを
すっかり忘れていました(汗)

そんな訳でバトンをやろうと思いますが……

今日でギリギリ3日目なのか?


それとも完全にアウトなのか?!


教えてじっちゃん!!



ってな訳で、バトンを見るには↓【続きを読む】をポチっとな!

テーマ:バトン - ジャンル:その他

夏に向けて…
母の日に何かいてんだ!
と思われそうですが、母は仕事で中国へ行っちゃったので問題ない!
(そういう問題か?)






いたひよ~(泣)

何暴露してんだろ、私(汗)


自慢じゃないし、言うと寂しくなるのですが、私は結構毛深いです(泣)
そこらへんの男児よりも毛深いです(滝涙)

まぁ、これは遺伝なのでどうしようもないのですが、どうせなら父の方の遺伝子が欲しかった!(*父の足の毛は片手で数えるほどしかありません)


一応、脱毛した後4週間はもつらしいのですが、はたしてどうなんでしょうね?
出来れば、2週間はもってほしいと願ってます(涙)




ちなみに、剃ればいいじゃんと思う人もいるでしょうが、あれは毎日やんなきゃならないし、それのせいで肌も荒れるし、毛も太くなるから出来るだけ避けたいのです。

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

失敗君、イメチェン?

登場人物: 艦長 長官 失敗君



皆さんおはよう、こんちは、今晩は♪
宇宙戦艦『えるえるふぁいぶ』艦長のラスターです♪

最近、長官が相手をしてくれなくて寂しい夜を過ごしてます(よよよ)



誤解を招く発言は控えて下さいと言ったはずです。


む、ツッコミがいまいちだ!


仕様ですから(ニッコリ)


うわー!初めて長官を『むかつく!』って思った!!
悔しいからエステルさんに言いつけてやる!!



彼女は関係無いでしょうが!!


あ、いつもの長官だvv

はぁ~(疲れる)



まぁ、そんな事より失敗君の散髪が終わったよん♪

ああ、前回切るとか何とか言ってましたよね……
本当にやったのですか?
(汗)

やったよ~?
期待してくれる人たちもいたんだしね!

まぁ、候補がいくつかあったから迷ったけどね



候補?


うん、例えば……

モヒカン

モヒカン

所謂『ぱんく・ろっかー』ってやつですね

……なんだろう、長官が言うと物凄く違和感を感じる

うっさい


角刈り

角刈り

色眼鏡は必要ないでしょう?

ここはグラサン、もしくはサングラスって言った方が良いと思うよ?

ほっとけ


弁髪

弁髪

なんですか、額の『中』って文字?

弁髪といったら額に『中』は基本でしょ!
……と、作者が言ってた


そういうもんなんですか?

さぁ?






で、結局どれにしたんですか?

ん?それはね…

アフロ

アフロに決定!


候補の一つですらないじゃないですか!!ってか、
失敗もそこで固まるな!!


ハ、ハサミダケデ…ソンナ…アリエナイ……

ハサミだけって、アフロはハサミだけでは作れないだろ?(やれやれといった溜息)


そ、それを艦長がやってのけたんですよ!!


……まぁ、艦長だからな(うん)


それで納得しないでください!(泣)








アフロになってしまった失敗君!
でも心配するな、こういう事は次回では直っている事が多いからな!

直ってなかったら君の新しい名前は『アフロ君』だ!!



いい加減にして下さい!(滝涙)

テーマ:会話・掛け合い - ジャンル:小説・文学

ペット川柳6
イヴ~(滝涙)

無くなったというか、すり減った(泣)


キャバリアのイヴちゃんはも年で10歳。
そんなに年老いている訳じゃないが、後ろ脚の膝と腰に軟骨が無いせいで階段をのぼらないし、心なしか元気も無くなりました。

それでも食欲旺盛なんですけどね(苦笑)

下の前歯も父に言われて初めて気がつきました。もともと歯が弱い(柔らかい?)からなくなってしまったのでしょうか?

…………まぁ、食べ物は奥歯で噛むかそのまま飲み込んでいるので、前歯がなくなったところでイヴは気にしないでしょうが(苦笑)




そして、イヴの同い年の姉妹であるカラは、なぜかどんどん元気になっています。


イヴが元気ないのは、カラが元気を吸い取っているからとしか思えません!

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

大きくて困るの…
大きくて困る(泣)

一瞬でも違う物を思い浮かびましたら、
この4コマは成功です(笑)


これまで私の足のサイズは25.5㎝でした。お店にあるかないか、ギリギリのサイズです。
しかし、久々に靴屋で私のサイズを見つけられたのですが、小さかったです!!
4Eの靴でしたが、それでもきつかったです!!

い、いつの間にか私の足は26cmになっていたようです(汗)


ってか、海外には私のサイズの靴はあるのですが、その時問題になるのが。長さは大丈夫でも、幅がきつくて履けない靴がいっぱい。
最終的に、私の履ける靴のバリエーションは限られてしまいます(滝涙)




チクショウ……

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

そんなベタなっ?!
留守電メッセージ

思わず爆笑!

ってか、今の時代、マジでこんな留守電メッセージがあるとは思わなんだ(笑)

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タートル vs 紙袋
タートル vs 紙袋

タートルはとにかく袋が好きなんです。
買い物から帰った後、食品を冷蔵庫に入れているとつかさず袋の中に入りこみます。いったい何が彼女をそうさせるのかは分かりません。(笑)

紙袋に入ったまま、私のベッドから落ちたタートル(爆)…実は、とても悔しい思いをしているのです。

やるんじゃないかな~?と思いながら見ていたので、本当にベッドから落ちた時は爆笑ものでしたが……予想していたのなら、


ビデオに撮りたかった!


悔しい!
実に悔しいです!!



ちなみに、ちょうどその時オーストラリアの友人とビデオチャットしていたので、彼もその場面を目撃し爆笑してました。



ベタなネコちゃん。
その名はタスマニア・タートル!(←タートルのフルネームです)(笑)

テーマ:絵日記 - ジャンル:日記

第十六話 『脱出』
 ニーシャとマティアスが電話で話していた頃、エイレはスラム街のレストランで避難していた。どうやってそこに辿り着いたかを知るには、数日遡らなくてはならない。









 目が覚め、拉致されていた事に気がついてからエイレはずっと耳を澄ましていた。扉の向こう側に見張りがいるみたいだが、声がよく聞き取れないので情報収集には向かなかった。しかし、窓の方なら声がよく聞こえる。しかもそこはちょうど人のたまり場になっているのか、いろいろと話が聞けた。しかしほとんどは世間話や上司への愚痴ばかりで、最初は何も得られなかった。でも、どうやらこの基地にいるのは多くても4人しかいないみたいだ。
 それに夜になると、彼らはラジオを大音量で流し、エイレはなかなか寝付けなかった。いや、多分それが目的なのであろう、寝かせないでストレスを溜めさせるという。でも、もともと殴られた痛みでそう簡単には寝付けないと思っていたエイレは、さほどストレスを感じなかった。
 2日目はいよいよ頬と顎が痛みだし、触ると腫れている事が分かる。固いパンも強く噛む事は出来ないから、水で柔らかくしてからゆっくりと食べるしかなかった。その間に、エイレはやっと役に立てる情報が手に入れられた。

「マティアス様、明後日まで帰ってこないんだとよ」とスペイン語で男達は話した。
「マジ?でも何でまた急に?」
「街の方で暴動があって、その時仲間がやられたみたいだぜ?」
「また暴動か……今月でもう何回目だ?3回か?」
「そうだな…(ここで煙草を吸う音が聞こえた)…でもま、仲間と言っても勧誘した警察だから、いくらでも代えはあるからな」

 警察?

 警察まで彼らは仲間に取り入れたのか?つまり、ここから出られたとしても、エイレは警察に駆け込めなくなる。いや、いくらなんでもすべての警察が彼らの仲間だと言う事はあり得ないが、危険な橋であることには変わりはなさそうだ。
 それに、今彼女はアメリカにいない事も確信した。
 皆がスペイン語を話しているからって、ここがアメリカじゃないとは言い切れない。でも、頻繁に暴動が起こるなんて、どんなに治安が悪い場所でもアメリカではあり得ない。だから考えられるのは、仲南か南アメリカ。そのどちらかにいるのだろう。
 でも、そうやって考えると、エイレは拉致されてから、少なくとも1日は眠っていた、いや眠らされていた事になる。

「で、その間こいつ(言いながらエイレのいる部屋の壁を叩いた)はどうするんだ?」
「マティアス様は、丁寧に扱えとは言ってたな」と意味深な含み笑いをしながら言った。
 もう1人もつられて笑い「当たり前だな、俺達はいつでも女性を丁寧に扱うよな」と言った。
 会話はそのまま下品な方向に進み、エイレは理解できる事を初めて苦痛と感じた。

 しかし、話すだけで彼らはその日何も仕掛けてこなかった。確かに、仕掛けてこない方が良いかもしれないが、今のエイレにはその時しか反撃のチャンスがないのである。
 そして夜はまた更け、大音量のラジオが朝になるまで流れた。そのせいで、2日間もろくに眠れなかった疲れが一気に強まった。
 ああ、とエイレは疲れた頭で考えた、彼らはこれを狙ってたんだ、と……




 錠の外される音、ドアのきしむ音、そして何人かの足音が又聞こえた。ベッドの上で疲労で寝そべっているエイレを見て、男達は下品な笑いをした。
「おい、扉はちゃんと閉めとけよ?万が一があっちゃ大変だからな」と、一人が言いながらエイレに近づいた。
 もう一人の男も分かったよと軽口をたたき、背を向けドアに錠をかけようとした瞬間、ぐえっとカエルを握りつぶしたような声がした。何事かと振り向けば、男は今何が起こっているのかが信じられないように、空いた口がふさがらなかった。


 後ろに腕を捻られながら、首元に銃がつきたてられている彼の仲間と、先程まで眠っているとばかり思っている女だった。


「今すぐ扉を開けなさい」と女は昔の言葉で静かに言った「それと、仲間は呼ばない方が賢明よ?この距離なら、私は狙いを外す事はないから」
 一瞬ハッタリだと思おうとした男だが、彼女が手に持っている銃の安全装置が外れている事に気がつき、息をのみ込んだ。油断していたとはいえ、こんなにあっさり捕捉されるはずがない。いったい、この女は何者なんだろうか?
「な、何してんだよ!」と銃を首に着きたてられ慌てふためいている男がスペイン語で喚いた「早くこいつを撃て!!」
 はっとしたように、懐に手を入れ銃を取り出そうとすると、それよりも早く女が銃を向け撃った。ひゅん、と耳元を何かを掠めた音がし、それからチリっと小さな痛みが頬に感じられた。
「次は、当てる」と、銃を捕捉している男の首に戻しながら女は言った。銃を首に当てられたとき、熱っと喚いたところを見ると、女は確かに銃を撃ったようだ。
 反射神経が、銃を手慣れている人のだった。
「さぁ」と女はもう一度促した「扉を開きなさい」
 慌てて男は言われたとおりにした。今になって、マティアスが『王女親衛隊の奴等を見くびるな』と言っていた理由が分かった。
 扉を開け、2人が背を見せないで扉を抜けきる前に、女が錠と鍵を彼の仲間に渡しなさいと命令した。恐る恐るそうすると、次に女は仲間に男が部屋に入ったまま閉めなさいと命令した。
 そうして閉められた扉を、抵抗もせず男は見守った。これは夢なんだと男は思いこもうとしたが、次の日に扉が開いた時に入ってきたマティアスの存在で男は自分がとんでもない失敗をやらかした事をやっと理解した。

「車は?」
 首に銃を突き立てられたまま聞かれる男は、苦しそうに向こうにあると顎でさした。鍵は?と聞かれ、車に差し込んだままと素直に返答した。ここで嘘をついて撃たれるのは勘弁したかった。ちょっと前まではこの女にそんな度胸があるとは思えなかったが、今はまるで人が変わったかのようだ。
 車に着くと、運転するように命令され、ちょっと戸惑いながらもなんとか車を発進させる事が出来た。わざわざ人がいない時に事を進めようと思っただけに、それを逆手に取られるのが悔しかった。





 基地から街へ行くには何もない場所を少しばかり走らなければならない。そこを走っている途中、女が突然車を止めろと命令した。吃驚して急ブレーキをかけたが、女は怯まなかった。そして、今度は車を降りろと言われ、男は素直にそうした。
 まさか、ここで処刑されるのでは?と青ざめたが、予想に反して女が言ったのは「財布を出せ」だった。
「さ、財布を?」
「必要なのは現金だけよ、カードや免許証は取らないから安心しなさい」
 それなら、と思えてしまう所で男の頭はちゃんと働いてない事がうかがえる。ありったけの現金を渡すと、女は軽く確かめてから車のドアを閉め、そのまま車で走り出した。
 車の姿が見えなくなって、男はやっと自分が何もない所に放置されたのだと気がつき、途方に迷った。






 疲れた体に鞭打ちながら、エイレはなんとか車を走らせた。名付け親に教えてもらった銃の扱いがここで役に立てるなんて夢にも思わなかっただろう。
 しかし、まるで自分が自分じゃないようだと、彼女は頭の隅で思った。エイレは男の腕を捻りあげるやり方を知っていても、それを実践にした事はなかった。それに、銃を戸惑いもなく人に撃てた事もにわか信じられなかった。
 その理由を深く考えられる前に、街が見えてきた。そして、看板で今彼女はグアテマラ共和国にいる事を知った。

 とりあえず、そっちの事は考えるのを止そう。
 再び奴等に捕まらないようにしなければならないのだ。何だって相手は警察にも仲間がいるらしいから、油断は出来ないのだ。いや、仲間が居なくたって、迂闊には警察に行けないだろう。




 なんたって、彼女の知らぬ間にではあったが、エイレは今や不法入国者なのだから。





↓あとがき

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苗ちゃんが大人の樹になりましたv
ストラックアウト!…って名前でしたよね?

こういうゲーム番組ありましたよね(爆)

いやぁ~、おかげさまで苗ちゃんが大人の樹になりましたvv
本来は星形になる事を望んでいましたが、実はハート形でも可愛いなぁ~と密かに思ってたので結果オーライです(笑)


ちなみに、初めてグリムスのイベントが見れました!
子どもの日だから、鯉のぼりが泳いでいるのですね♪一番ちっちゃいのが慌てて追いかける所が芸が細かくて好きですvv




ってか、本当にカウンターの回りが速くて怖いのですが(汗)
(この小心者め!)

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4000ヒット突破! その時艦長達は――

登場人物: 艦長 長官 失敗君
8



作者のブログもついに4000ヒットかぁ~

お祝いの品を届けましょうか?とりあえず

ダメダメ~、そんな事したらつけ上がるからあの人



(失敬な! by EL)



2人とも、いい加減『作者』って何のことか教えて下さいよ!


代わりに失敗君にお祝いしてあげよう♪


聞く耳ナッシング!!


微妙に古いね~それ。
それはともかく、床屋で失敗しっぱなしの失敗君に、俺が髪の毛を切って差し上げよう☆


え、艦長自らですか?!光栄d――
いや、やっぱり遠慮しておきます!!


ふふふ、遠慮なんてしなくて良いのよ?

そんな、『どうやって料理してやろうか(邪笑)』な表情をしている人に髪の毛切られたくありません!!

失敗…諦めろ

な、何でですか?!

一言、あの人が命令したらお前は従わなきゃならないのだぞ?


い゛ーや゛ぁーー!!!!


さぁ、長官!失敗君を捕獲するのだ!!

はい!


ってか、長官だってノリノリじゃないですかぁ~!!!





失敗君の(髪の毛の)運命やいかに?!

(たぶん、どーにもならない)(笑)









とにかく、4000ヒット突破しました!!この2週間で700ヒット出たのが大きいでしたね!

いつも見に来てくれている皆様も初めての皆様も、

本当に

ありがとうございます!!


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『冴えない男を応援し隊』-ポール・ポッツ同盟-
集合!!これより、『冴えない男を応援し隊』隊長からの勧誘のお話がある!心して聞くよーに!!


参加資格

・インターネットの動画で彼(ポール・ポッツ)を見かけて感動してしまった!
・テレビで彼を見かけて感動してしまった!
・新聞/雑誌で見かけて感動してしまった!
・感動したあまり、泣いちゃった!
・そして、友人や知人に紹介しまくっちゃった!
・普段の時と歌う時のギャップが素敵!
・コンサートも最高!
・ポール・ボッツと聞き間違えちゃった!
・ああ、日本に来てたのにコンサートに行けなかった!
・それでも好き!
・ずっと応援したい!!
・もう一度、日本に来てくれー!!!

以上、次のうち一つでも当てはまれば良いものとする!



参加方法

下のバナーをブログやホームページにはるだけで結構だ!報告は特に必要ない!!
しかし、報告してくれれば名簿に記入しよう!

そして、功績の多い者(『友人にポール・ポッツを勧めました!』等の報告をする等)には称号を与えよう!

全部ノリだからあまり深く考えないでほしい!!




バナーは何種類か用意した!
好きな物を右クリックで『名前を付けて画像を保存』してくれ!
そして、このページにリンクをはってくれ!
URLは<http://studioel.blog118.fc2.com/blog-entry-207.html>だ!!


直リンクはできれば避けてくれ!


 50*50

88*31

125*125


アニメバナーも用意したぞ!

 32*32


以上、だ!!





では、参加名簿だ!

1番! 総隊長のEL!!
2番! うだジロー副官!!
3番! ヤス三等兵!!


参加者、待っているぞ!

テーマ:同盟 - ジャンル:その他

冴えない男のコンサート報告♪
今回はちょっと長いです(苦笑)


嬉しい嬉しい嬉しい!!

ってなわけで行ってきましたよ

冴えない男のコンサート!
(またの名を、ポール・ポッツのコンサート)(笑)


いや~、良かったですよ♪
CDには録音されてない曲を結構披露してくれましたし、歌の質がCDより衰えないのも良いですよね!(ほら、CDでは歌が上手いのにライブだといまいちな人っているじゃないですか)

オープニングはGranadaと言う曲で、そこでもうガシっ!!と掴まれました!いや、捕まられるためにコンサートに行ったのですがね!(笑)

トークも翻訳者を持ったものでしたが、やっぱり初々しい感じがしましたvv
あの初々しさがあるから『応援したい!!』という気持になるんですよね~♪新婚旅行に行った時、他の客に迷惑をかけている坊やに自分の傷(腫瘍を取り除いた時の傷、右のわき腹から胸まであって大きい)が『去年ここに来た時にサメに襲われたんだ』と教えたらしい(笑)

うん、私そういうユーモア好きvv

他には、少年の頃教会の聖歌隊にいたのらしいが、別に悪い事をしていないのにお仕置き部屋に入れさせられる事が多々あったそうです。そこで理由を聞いてみると「君はおとなしくっていい子なんだ……歌うまでは」と言われたらしい(笑)
それに、「聖歌隊全体よりも、君一人の声の方が大きい」とも言われ、聖歌隊から外れさせられる事があったようです(苦笑)



会場には海外の方も結構いらっしゃって(たぶん、日本在任中の外国人)何か新鮮でした。でも、会場にはその海外の方たち以外にも英語を理解できる方はいっぱいいたみたいで、翻訳する前にポールが話の落ちを言った時、笑った人が結構いました。ちょびっと嬉しかったですね(笑い声が私だけのじゃなくって)(苦笑)


3、4曲歌うとかなり疲れるみたいで、時々イルミナという韓国の3人娘達が歌ってくれました。高い声で奇麗だったんですけど、ごめん、私ポール・ポッツを見に来たの!
……完璧に楽しめませんでした(汗)

いや、でも!!
デュエットは高い声同士(ポールもテナーとしては高い声ですよね)綺麗にブレンドされてました♪
もっとデュエットすれば良かったのにって思ったし、
映画版の『オ○ラ座の怪○』も見習えと思いました(怒)




曲がすべて終わって「あれ?」と感じました。


Nessun Dorma を歌ってない!!

プログラムにも書いてない、まさか彼が有名になった曲歌わないなんて!


でも大丈夫、アンコールがあるから!!
ちゃんと最後にはあの歌を披露してくれました♪


すべてが終わって、私は立ち上がりながら「ブラボー!」と叫びました。周りの人達へ、うるさくってごめんね

やっぱ日本人相手だからでしょうか、スタンディング・オベーションをしたのはまちまちでした。それでもポールは感動してたっぽいです。(他の所に比べてうけが悪くても、それは日本の特性なんだからと教えられたのでしょう)(笑)



そして、最後には『冴えない男を応援し隊』の隊長として恥じないように(笑)パンフレットとキーホルダーを購入しました!キーホルダーはカギにつけましたので、これからポールとはいつも一緒です♪

ホテルのカギっぽい(笑)
例えホテルのカギに見えたとしても(笑)





また、出来れば近い未来、日本に戻りたいとポールは言っていました。

帰ってこれるよう、これからも応援してゆきたいと思います!!!









追伸:
『冴えない男を応援し隊』-ポール・ポッツ同盟- のバナーを作りました♪







同盟の詳細は後ほど!

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